http://www.maff.go.jp/j/kokusai/boueki/triff/pdf/kanzei_seido.pdf



<5P>
表中の品目は、輸入額1千億円以上の農林水産物に加え、
原則として「関税率10%以上、かつ国内産出額100億円以上」
の農水産物を選定。


米に関してはよく778%とか言われますが、
1kgあたり341円の関税がかかっているので、
5㎏だと税金だけで1705円。
国産の安いお米は5㎏1800円くらいで出回っているので、
そう考えると、やっぱり相当守られています。


僕は農業分野におけるTPPに関してで言うと、
賛成も反対もありません。
ただただ、変化を見守り、
アグリゲートとしては、
毎日食べられる安心で安全な食材を適正価格で届ける
ということを遂行していくだけです。


安く買いたたいてくる外食に対して、
兎に角安く作る努力をしてきた産地は、
グローバル化というリスクをヘッジする方法を
はじめっから考える必要があったわけです。

誰もがリスクの中で生きていて、
2手、3手先を考えた上で、
「生きる」ことに精一杯なんですからね。


僕らの世代は、
将来の保障なんてない中で生きているんだから、
(年金なんて絶対戻ってこないでしょ?)
予想できた変化であたふたしちゃうのは、
やっぱり自業自得のようにも思います。


と、話しがズレ込んでしまいましたが、
政府がどの品目を聖域にしたのかは分かりませんが、
聖域にならなかった品目の産地は確実に打撃を受けます。
これは100%です。
それに関しては、見守るしかありません。
また、その産地は次の一手を考えて行動に移すべきです。
その行動とはデモではなく、経済活動であるべきだと思います。