人材業界で企画営業をしていた時代、
僕らの営業はお客様(になる方)にとっては、
まさにまぎれも無く雑音なわけです。


「提案」という名目で、
電話したり、
メールしたり、
FAXしたり、
するわけですが、
当然、誰でも出来るような同じことをやっていると、
シカトされるわけです。


例えば、
人材採用しませんか?
お困りじゃありませんか?
Aタイプだと〇円で広告が出せます。
Bタイプだと〇円で広告が出せます。
っていきなり接触して、
「いやー、困ってるんだよ。」
って応えてくれるお客様がどこにいるのでしょう?


そんな連絡しかしてこない営業に対して、
お客様が回答するはずがない。



中小企業の社長なんて営業が出来なければ死を意味するので、
「日々是営業」な毎日なのですが、
営業を受ける量も半端じゃなくなりました。
もう、全部真剣に受けていたらそれで1日が終わります。


それで、最近思うことがあります。
自分のことだけしか考えてない営業が9割。
ということ。


とにかく自分のことばかり。
その提案をこちらが受けたらどうなるのか、
メーカーであれば小売に売るまでが商売じゃないと思うんです。
小売りがそのメーカーの商品を売って儲けるところまでを考えてあげて、
始めていい商売が出来たということになると思います。


それは営業を受ける側の小売だってそう。
メーカーが自分達に売ることで「得した!」という着地点に
どうにか着陸できるように相談を常にしなければならない。
そういう意味で、仕入れ先開拓も営業と同じです。


たまに、
「返信をください!」
ってキレてくる人がいるからよく逆キレするんですが(笑)、
重要な提案だと思ったら、寝る暇も惜しんでその日の内に返信します。



連絡しても返信が無いなら、
この提案はほっておけないと思われる提案が出来ているかどうか、
もう一度見直しましょう。