国立劇場50周年記念式典 | さきじゅびより【文楽の太夫(声優)が文楽や歌舞伎、上方の事を解説します】by 豊竹咲寿太夫


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今日は国立劇場で50周年記念式典がありました。


お能・文楽・歌舞伎がひとつずつ上演しました。

ぼくはお手伝いで同行でしたが、文楽は花競四季寿から「万歳」を上演しました。


皇太子殿下もご覧になっていました。


日本の芸能が、ますます日本の人に愛されるよう、100周年に向けて頑張ってまいりたいと思います。


「古い物」は「人間の心」が「普遍」であることを教えてくれます。

今、27歳のぼくが77歳になった時、今のぼくは過去のぼくになっていますが、色褪せない物語たちは50年後も普遍です。


何百年も人の心を伝え続けている物語。

それを、後世に残していきたいと思っています。