祇園権兵衛の親子丼 | 日本酒バー開店日記~日本酒BARあさくらat京都~

祇園権兵衛の親子丼

久々の親子丼行脚です。
ノドグロズライブの翌日、大阪に向かうハジメくんを見送りがてら、
祇園の権兵衛に行ってきました。
とり新にしようかとも思ったのですが、
ギターと大きなかばんを持ったままではあの狭い店内は難しいかなあ、
と思ってのチョイス。

権兵衛の親子丼は小鉢もみそ汁もつかずで1400円。
なかなかのお値段です(^^;
で、これがその親子丼です。

DSC_6202.JPG


ふわとろ系ですね。
ふわっとしてとろとろ。
絶妙な具合でダシもグッドです。
お肉はやわらかすぎず、かたすぎず。
クニクニしてちょうどいい感じの噛み応えです。

全体としては街場の大衆食堂の高級バージョンといった感じでしょうか。

値段はたしかに結構なお値段なんですが、
これまで食べてきた高級路線の親子丼とは少し違う感じです。
卵も鶏肉もいいものを使ってるのは分かるんですが、
根本的な作り方が大衆食堂と雰囲気が似てるんですよね。


そして、食べながらやっぱり同じことを思ってしまったのですが、
親子丼はそれぞれのやり方のよさが際立つので単純比較は無理だなあと。
ハンバーグならスタイルの違いはあっても、
ある程度まで縦軸に沿って並べることもできそうなもんですが、
親子丼の場合はほぼ不可能かな、と。

先に書いた通り、
権兵衛さんは基本的には大衆食堂の高級バージョン的印象ではありますが、
じゃあ大衆食堂はそれに劣るのかというとそうではないんですよね。
同じくらいの値段の「京のつくね家」さんの親子丼は高級路線でもまた違うベクトルなので、
どちらかを選べと言われても選べないんですよね。
だからこそおもしろいとも言えるわけです。
次は同じ祇園エリアの「とり新」か「ひさご」か。
でも、なかなかお昼にあのエリアは行かないんですよねえ(^^;


次はいつになることやら。