勉強は、子どもに「やりなさい!」と
押し付けて無理やりさせても効果が出ません。
押し付けて無理やりさせても効果が出ません。
それはわかってはいても、
「自分から進んでやりなさい。」
と言って子どもが素直にやってくれるわけでもなく…。
「自分から進んでやりなさい。」
と言って子どもが素直にやってくれるわけでもなく…。
つい「これしなさい。」
「あれはやったの?」と口出しをし、
結局、子どもにとっては「させられ勉強」
になってしまいがちです。
「あれはやったの?」と口出しをし、
結局、子どもにとっては「させられ勉強」
になってしまいがちです。
そうなると子どもはどんどん受け身になり、
自分で考えて勉強することができなくなり、
与えられたものだけをこなすようになります。
自分で考えて勉強することができなくなり、
与えられたものだけをこなすようになります。
それでは、達成感も得られず楽しくありません。
いやいややっているので無駄に時間だけが
長くなり、しかも効果が出ないという悪循環に陥ります。
長くなり、しかも効果が出ないという悪循環に陥ります。
なかなか難しいものです。
私たちも特に定期テスト前などは、
いつも以上に気を付けて子どもたちに接するようにしています。
いつも以上に気を付けて子どもたちに接するようにしています。
私たちのほうが気があせって、
つい「これ覚えた?」「あの問題集は?」
「チェックテストもしなあかん。」など言いたくなるものです。
つい「これ覚えた?」「あの問題集は?」
「チェックテストもしなあかん。」など言いたくなるものです。
そんな時は、こんな感じで子どもと話します。
「Aくん、今何の勉強してるの?」
「学校からもらった問題集やってる。」
「そうか!頑張ってるね。この間違った問題はどうする?」
「え~と…間違い直しをする…?」
「そうやね。どうやって間違い直ししようと思ってる?」
「ん~、あとからノートにもう一回解く。」
「いいやん!それで正解したら今より賢くなったってわかるもんね!今間違っといてよかったね。じゃあ間違った番号に印しつけておいたら、あとから直しするとき早くできそうじゃない?」
「ほんまや。そうしよ!」
私は、
「問題集を解くだけで終わらず、
間違った問題を必ずもう一度解きなおして
覚えていってほしい」
ということを伝えたいのですが、
「問題集を解くだけで終わらず、
間違った問題を必ずもう一度解きなおして
覚えていってほしい」
ということを伝えたいのですが、
「それ終わったら間違った問題を絶対もう一度解きなおすんやで!」
と言っても、今せっかく問題を解いている子どもには
「え~、間違ったらまたやらなあかんの?めんどくさいな~。」
という感情が残ってしまうだけかもしれません。
間違い直しをする意味を伝えて、
しかもそれが自分でやったほうがいいと決めたことであれば、
時間はかかるかもしれませんが、
しかもそれが自分でやったほうがいいと決めたことであれば、
時間はかかるかもしれませんが、
確実に効果的な勉強ができます。
上の会話は少し誘導的に感じられるかもしれませんが、
寺子屋では普段から子どもたちみんなに
間違い直しをすることが大事だよという話をしています。
寺子屋では普段から子どもたちみんなに
間違い直しをすることが大事だよという話をしています。
子どもたちは頭ではわかっていても、
なかなか実際の自分の行動に結び付けることができません。
なかなか実際の自分の行動に結び付けることができません。
それをつないであげるのが私の役割です。
ちょうど先週が定期テスト前だった寺子屋では、
そんな会話があちこちでされていました。
そんな会話があちこちでされていました。
とっても頑張った子どもたちに大きな達成感が残り、
今後の成長のエネルギーになりますように。
今後の成長のエネルギーになりますように。