宮川水系大杉谷支流 不動谷(奥不動谷)溯行 | 6月なんよ

宮川水系大杉谷支流 不動谷(奥不動谷)溯行

心残り

2017年7月1日-2日

“ロクダイ( http://ameblo.jp/sakanaya39/entry-12076389422.html )”の先を見たい。地図では奥不動谷となっている源流域区間を知りたいという思いは消えなかった。

台高山脈の中でも、この山域はやはり深い。大台北部(大台ヶ原から北の主稜線)では最も深く、アプローチも非常に骨が折れる。アプローチの労力軽減を考えると、どうしても人の侵食が早かった奈良県側から林道を最大限に生かした侵入になってしまうのだ。

そして考えついたのが、北股川支流三之公川から台高山脈を越えることであった。
基本難しいとは思ってないけど、奈良県側の谷も深く“タダ”では済まない。これにどのくらいの労力を要するものかは未知数であったが、地図で見る限りBest of route だと思った。



しかし時期が悪い。6月末は官公省庁に報告しなければならないものが色々有って仕事が終わらず、朝の7時にスタートするはずの三之公川に着いたのが昼の12時・・・
今日中に不動谷をある程度遡行したいんやけど・・・
とりあえず台高稜線は15時着に設定し直して、出発してみた(ホンマに着くんやろか?)
梅雨につき昼前まで雨は降り続いていたみたいだか、何分スタートが遅かったから前線は北上してしまって、結果雨にあうことは無かった。

トイレがある建物横に駐車、
超久しぶりの北股川界隈は随分整備されていた。
(30年前は不法投棄車等がゴロゴロしていた)

三之公川を渡り対岸の林道へ。
さあ何処まで行けるんやろ。

立派な林道は大規模な伐採の為につけられたのだろうが、
用が終われば使い捨ての林道で荒れ放題だ。

ここで山に登る階段が出てくるけど、こんな怪しいものは無視。
この先、林道の崩れ著しく、谷中を歩くことに。

滝ノ股谷の入り口滝(光滝)を一目見て★、バックして、また林道に這い上がる。

再び林道からアワホラ谷の先を眺める。
結構、山が立ってるから尾根は厳しいかも。

林道を渡る所はもう半分崩れている。
雨やと思ったのに夏の日差しで熱中症気味。

林道終点から、枝谷(ルンゼ)に入ったところ。
出合を振り返る。

疲労困憊で、ここで道の駅で買った柿の葉寿司を食べる♥
鯖の塩辛さが体に染みて、これほど柿の葉寿司が美味しいと思ったことは無い!!

直ぐの分岐は右又へ。

更に右又で、ひたすら浮き石ガレガレのルンゼ登り。
この登りで1時間以上費やしてしまう。

最後の登りでバテてしまい、台高山脈の主稜線に着いたのはもう16時前だった。



侵入へつづく>> http://ameblo.jp/sakanaya39/entry-12289671229.html