安曇川支流植谷支流魚ノ谷遡行 | 6月なんよ

安曇川支流植谷支流魚ノ谷遡行

6月なんよ


堂満岳(1057)から北は、左に伸びる稜線を奥比良と呼んでいるが、その奥比良北端の山、蛇谷ヶ峰(901.7)。


急に競り上っていた比良山系も、そこまで来ると、饅頭型の山容になり、支尾根が方々に伸びているので、それに伴い結構(比良的に)深い谷が出来ている。
蛇谷ヶ峰の代表的な谷と言えば横谷( http://ameblo.jp/sakanaya39/entry-11224059184.html )だが、この他にも蛇谷、植谷、カツラ谷と色んな谷が入り組んでいるが、横谷の次に目につく水線は植谷だろうと言うことで行ってみることにした。


出発前、いくら探しても昨日まで見ていた地図が見つからなかったが、こんなところ地図が無くてもいいやと、何かやらかしそうな危険な出発をしたが、しっかり本流を外した遡行になってしまった。我ながらやっぱりと言う感じだ。


入り口から辺り一面、植林だが、岩質は先週入った猪谷とよく似ている。

ゴルジュを形成するまでいかないが、早速、両岸が立ち、いい感じになり、10メートル級の滝も現れたが、その上に直ぐ砂防・・・
しかも、薄っら道みたいなのがあるので簡単に抜けてしまった。
その先も植林は続き、猪谷に次ぐ残念な谷の予感が。
しかもこちらは平凡。ほぼ植林地歩きになる。


何も障害物が無く、所々沿い道も付いているので飛ばしていくと、2:3の分岐、
ここが間違えポイントだった。
どう見ても支流ぽいのだけど、確か本流左俣だったよな?と勝手に思いこんでいて支流の魚ノ谷に入って行ってしまう。


そして、直ぐ左から枝谷の滝が入っているが、滝上にカモシカ!
ん?よく見ると顔が熊やん。
こんな植林だらけの山に熊なんか住めるのか?と疑ったが、確かに熊だ。
この前の芦生と言い、熊の行動パターンが同じなのか、よく会いますな。


次第に植林も取れてきて、暫く行くと下の本谷含め、この谷一番の最狭部ゴルジュ。これは立派だ。
短区間で簡単に通過できるが、終点は左に折れて5m、3mの2段ねじれ滝で塞がれている。
この滝を直登すると完全に下草のない広葉樹林の源流に変わった。
この後は分岐を繰り返し、次第に細流になり、何時の間にか右の支尾根に乗った。
この尾根を登っていくと天狗の森の道しるべのところに出た。
久しぶりに西峰の反射板のところまで登ってから、登山道を降りた。


6月なんよ

写真は帰りに携帯で撮って嫁ちゃんに送ったカラカサタケの写真のみ
今回一番ショックだったのはデジカメの写真を全部消してしまったことであった・・・