新潟2歳S、有力馬情報? | さかなくんのパカパカ日記

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『談話室「さかなくん&ブサ雄」』の競馬版です。競馬に関する話を主に書いています。

遅くなりましてすみません。それでは今日新潟競馬場で行われます新潟2歳ステークスの有力馬の情報です。



【展開予想】


659メートルの直線の扱いが勝敗を左右する新潟外回りマイル戦。多くの陣営が控える競馬を公言しており、前半からゆったりとしたスローな流れになることは必至。となれば、もちろん上がり33秒台の脚を使える馬は当然有力視される。自然と追い比べを制する馬が最も勝利に近いという話になった。

【有力馬情報】


・ジャスタウェイ・・・・「確かにまだ完成途上の緩い馬体ではありますけど、ハーツクライ産駒の2歳はこんなものでしょう」とまずは同馬の馬体を評した某情報筋。続いて、「ですが、走破時計、ラップ、上がり、勝ち方と、前走のレース振りには文句の付けようがありませんでした。上がり3F33.3秒の末脚にもまだ余裕を残してのもの。この中間の気配を見ていると、徐々にではありますが、トモの緩さも解消されてきていますし、これなら道悪もそう心配することはないでしょう」夏の新潟開催でNO.1との呼び声も高い同馬のデビュー戦。陣営が「何としてもクラシック路線に乗せたい」というのも納得で、それを否定する意見は上がらなかった。

・モンストール・・・・「あんまり大っぴらにするのはマズイけど、勝春(田中勝春騎手)の本音はこの馬なんだよ」と静かにその舞台裏を語り始めた某情報筋。「まぁいろいろあって今回はラフレーズカフェの手綱を握ることになったけど、素質はこの馬が一番だと思っているみたい。陣営サイドもこの馬の素質を高く評価していて、だからこそデビュー前から我慢を覚えさせて、終いの脚を伸ばすことを強く意識したケイコを積んできた。調教師が自らセリで見つけてきた馬ってこともあるし、かなり期待は大きいみたいだね」と。そして最後に、「来週からヨシトミ(柴田善臣騎手)はフランスだからね。ここはビシッと勝負してくるでしょ」と付け加えてくれた。

・ニンジャ・・・・「そりゃ重賞を勝てるチャンスだからね。康太(藤岡康太騎手)が新潟に行くのも頷けるよ」と切り出した先ほどの某情報筋。「何より週末の天気を一番味方に付けられそうなのはこの馬。確かに速い時計に対応できるタイプではないかもしれないけど、フットワークを見ると道悪は鬼の部類だよ。デビュー戦のときは、中間に熱発があったにも関わらず力強く抜け出したし、今回は間違いなく当時に比べて状態は上でしょ」と。また、藤岡康太騎手は親しい関係者に、「今回は高い交通費をかけてでも行く価値がありますよ」と語っていたという話もあり、新潟デビュー組が人気を集める今回は馬券妙味も増す。

・ヴュルデバンダム・・・・まず当会議が始まった際に、部長会メンバーの間で持ち上がった話は、「新潟のマイル以上の外回り戦で、33秒台の脚を使った馬には細心の注意を払うべき」とのことである。その観点からいけば、「初戦を33秒フラットの脚で一気に前をひと飲みした同馬は、間違いなく評価すべき一頭である」と。確かに道中12、13番手を追走しながら、直線でアイスフォーリスを並ぶ間もなく差し切った脚は目を見張るもの。再びその鬼脚が爆発すれば、再度の差し切りも可能であろう。

・アドマイヤリリーフ・・・・「ずいぶんと評価の低かった新馬戦であるが、外に出してから鋭く伸びた内容は高く評価すべき」とは某情報筋。「普段の調教を見ていても、長めからゆったり乗られて最後はグンと体を沈める抜群の反応を見せているように、この時期にしては非常に完成度が高い。時計的にはあまり目立ったものはないが、叩いた上積みも大きく、このメンバー相手にも引けは取らない」と。別の某情報筋からも、「前走はゴール後に舌を出していたように、馬自身にはまだ余裕がありました。長くいい脚を使う馬ですし、追い比べなら分がありそうですね」と同馬を後押しする声が上がった。

・ダンスインザマミー・・・・「穴ならこの馬です」と胸を張った某情報筋。「いかに直千競馬とは言え、初戦の上がり32.2秒は評価すべき。あとはコーナリング一つ。前走は内回り戦だったのであまり目立った脚は使えませんでしたけど、きちんと折り合って直線に向きさえすれば目の覚めるような末脚に期待が持てます」と。会議において再三取り上げられた、外回り戦での33秒台の脚。メンバー中、唯一32秒台の脚を使った経験がある同馬が、最大の穴馬として注目を集めることとなった。

・ダローネガ・・・・派遣メンバーから報告された陣営の談話は以下の通り。「デビュー戦は装鞍所で他の2頭(ディアデラバンデラとエピセアローム)を見て、うちのは3着だなと思いましたけど、レースでは思った以上にもの凄い勝負根性を発揮してくれましたね。その後はここを目標にしてきて、幼児体形だったデビュー時よりも大分しっかりしてきました。まだまだ良くなる余地があるのは確かですけど、長い直線の我慢比べになれば負けないと思いますし、全場重賞制覇の掛かったテツさん(佐藤哲三騎手)に最高のプレゼントができればいいですね」とのこと。また、某生産関係者からも、「アドマイヤムーンがすでに重賞勝ち馬を輩出しましたからね。メジャーも負けじと、この馬で重賞制覇を飾って欲しいですね」との話もあり、勝負掛かった一戦であることは間違いなさそうだ。


なお、予想につきましては、夏競馬期間中につきお休みさせていただきます。ご了承ください。