オーシャンS、有力馬情報? | さかなくんのパカパカ日記

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『談話室「さかなくん&ブサ雄」』の競馬版です。競馬に関する話を主に書いています。

引き続きまして、明日中山競馬場で行われますオーシャンステークスの有力馬の情報です。



【展開予想】
共に2頭出しを敢行するうちの1頭、ティファニーケイスとウエスタンビーナスが逃げを主張。また、あの1頭も先行体制との情報が。序盤からレースは締まり、推定勝ち時計は1分8秒を切る公算が高い。また先週の馬場状態から、上がりもそこまで掛からないだろう。

【有力馬情報】


・セイコーライコウ・・・・2頭出しを敢行する鈴木康厩舎、色気は断然セイコーライコウにあるとのこと。「前走はわざわざヨシトミが関西まで乗りに行ったし、是非この馬で宮記念にと話していたんだよね。しかも関係者は『重賞の流れや雰囲気に慣れさせる為の1戦』と割り切っていたようで、それがあの馬任せの競馬になったんだろうね。それに『今回は前回よりもハードに調教を積んで来たし、ボーダーラインを考えても1着しかいらない』とのことだよ」とは会議での某情報筋の発言。柴田騎手にとってオレハマッテルゼ、キングヘイローで2勝を上げている高松宮記念には、是非とも自らのお手馬で臨みたい所だろう。その為にはライコウお得意のこの条件で1着が絶対命題だ。


・レッドスパーダ・・・・ジョーカプチーノ、エーシンフォワードといった2頭のマイルGI馬と好戦を演じた過去を持つレッドスパーダ。某情報筋は同馬を「短距離馬」と以前から口にしていた。「昔から述べていたように、抜群のスタートセンスに二の脚の速さ、この2点は明らかに短距離馬のそれ。それに今回は阪神カップで一度叩かれた上積みを馬体からヒシヒシと感じる。GIへ向かう為にも、ここは負けられない1戦だ」これは今回の会議での某情報筋の発言。同馬の本賞金を考えれば、確かに某情報筋の言う通り、ここは1着が求められる。


・ダッシャーゴーゴー・・・・元騎手としての肩書き以外にも、元JRA調教助手という肩書きを持つ某情報筋。彼は今回ダッシャーゴーゴーについてこのような報告書を持って会議に臨んでいた。「陣営としては『前走の汚名を早く晴らしたい』とのことで、GI前の叩き台とは決して思っておりません。その証拠に、通常ならどの陣営も全休明けの火曜日はコース1周か坂路1本で引き上げる所を、同馬はコースを1周半した上に坂路2本。余裕を残すなんてことは微塵も感じられない調教過程を踏んできましたから」明らかにGIIIを勝ちに来ての東上と言える。阪神での複数の騎乗以来を蹴ってまで川田騎手が駆けつけるのも頷けよう。


・エーシンホワイティ・・・・超高速決着となった昨年のNHKマイルカップ。「好タイムでの好走後は反動との戦いです。本当ならユックリ休ませなければならないのですが、どうしてもオーナーサイドからの要望もあり休ませられないのが現状」と元調教師の某情報筋は自身の経験談を会議で語り、続けてこうも付け加えた。「逆に骨折してしまったエーシンホワイティはユックリと休むことが出来ました。当時の疲れはもう微塵も感じません。当時あのレースで勝ち負けすら出来なかったガルボの今の活躍を考えれば、しっかり立て直されて臨む今回のホワイティの期待度は高いでしょう」と。展開面に左右されることは否めない1頭だが、今回はあの馬も行くとの情報があり・・・。


・スカイノダン・・・・北九州記念2着から手綱を任されていた国分恭介騎手から今回は名手内田騎手にスイッチ。栗東関係者事情に特に精通している某情報筋からは、「情報元は明かせないけど、流石に前走の中途半端な競馬で陣営の我慢も限界になったようだな。53キロっていう斤量の恩恵があった上に、あれだけ緩い流れなんだから前に行かなきゃダメだろ。それを何故か中途半端に控えて、しかも外、外を回すロス。お冠になるのも当然」との報告。これまで重賞で一歩足りなかった同馬だが、内田騎手を迎えた今回、積極的な競馬で本領発揮だ。


・キンシャサノキセキ・・・・日本競馬を席巻していた外人ジョッキーも帰国。高松宮記念当週がドバイワールドカップデーと重なることもあり、各陣営は前哨戦から日本人有力騎手の確保を詮索していた。が、リスポリだけは高松宮記念当日まで免許を取得中。「ドバイでの騎乗予定も無く、堀陣営は早くからキンシャサノキセキにリスポリを確約していた」とは、某情報筋の記者仲間からの報告だ。また、某情報筋からは「チークピーシーズ効果も期待出来るけど、メキシカン鼻革に変えてハミ受けを良くしている。これなら初めて乗るリスポリも不安無く乗れるだろうね」との報告があったことも併せてお届けしておく。


・ジェイケイセラヴィ・・・・前走シルクロードSは緩い流れを先行するも9着。とは言え、先行勢が総崩れしたのは何故か?「極端な上がりの競馬になったからね。短距離で前に行く馬は持続したスピードが売りで、瞬発力には欠ける馬が多い。この馬やスプリングソングらは、1200では32秒台の上がりは使えない。余りにペースを落としすぎたんだよ」と、某情報筋はこのカラクリを紐解いた。所謂特殊な競馬だったという訳だ。では今回は?「今回は適度に前が流れるし、極端な上がりの競馬にはならないはず。セラヴィにとっては斤量も軽くなるし、輸送のリスクも無くなるし、一変しておかしくないよ」とのこと。ちなみにこの日オーナーの小野野氏は中山で2頭、小倉で1頭を送りだし、その全てを管理するのが坂本師だ。