1. CIRCLE [.com] 2. 最終通告COUNTDOWN [.jp] 3. 恋愛DRIVER ~Fooさんの歌~ [.jp] 4. LAST KISS [.jp] 5. UNTIL THE LAST DAY [.eu] (BONUS TRACK) 6. YOU ARE THE REASON [.eu] 7. MIND FOREST [.com] 8. 妄想GIRL [.jp] 9. THE END OF THE DAY [.jp] 10. また、ここで逢いましょッ [.jp] 11. ALL MY LOVE [.jp] 12. NOT ALONE 「キミは一人じゃない」 [.eu]
雰囲気があるミディアムナンバー、「MIND FOREST [.com]」や、シングルにもなった壮大なバラード、「 ALL MY LOVE [.jp]」など、メリハリはあるものの、際立っているのは、その勢い。 剃刀のような鋭さではなく、馬力でなぎ倒していく、斬馬刀のような破壊力で、ガツガツと攻め立てる。 要するに、軽快に疾走していくイメージだけでなく、ずっしりと重いサウンドもアピールできるのです。 GACKTさんらしい、スマートな部分も、肉体派な部分も持ち合わせた、パーフェクトな男性像が表現されている、と言ったところでしょうか。
音楽的には、ツインボーカルを最大限に活かすべく、最近のロキノン系では定番になりつつあるスタイリッシュなミクスチャーを採用。 GACKTさんの声との相性は、まだ市民権を得る程馴染んでいない部分はありますが、外国人ボーカリスト、JONさんと併用することで、ギャップをマイルドにしている。 デビュー曲、「THE END OF THE DAY [.jp]」をはじめ、練り込まれたコンビネーションは、単なる歌い分けの域を超えて、パフォーマンスにまで浸透しており、完全なるエンターテインメントに昇華しています。 いちいち、アプローチが面白い。
王道の風格すら漂う、「LAST KISS [.jp]」、ラフでストレートな、パンクナンバー、「また、ここで逢いましょッ [.jp]」などが、個人的にはお気に入りですね。 もっと、おふざけ路線も多いのかと思ったら、このメンツで、がっつり本気。 そろそろ守りに入っても良いのでは?というタイミングで、新たな仕掛けをしてくれるGACKTさんの肉食系男子っぷりに、すっかり魅せられてしまった。 カリスマが衰えないのも、納得できるというものです。