甲子園 決勝 | 逆木 圭一郎ナノブロックブログ

甲子園 決勝

甲子園野球の決勝は大阪桐蔭と三重になりました。

どちらも打撃戦で勝って来たチームですよね。

三重が2回に2点先行したものの、3回に大阪桐蔭が追い付いた。

その後、5回に三重が1点勝ち越し、7回に大阪が逆転。そのまま逃げ切って大阪桐蔭が優勝しました。

甲子園野球を全部見ていたわけではないんですけど、今年の印象として、ピッチャーの存在感があまり無かったなと思いました。

大量得点の入る試合もいつもの甲子園野球より多かった印象。

まさかサッカーの影響があるとは思えないけど、まるで、「相手より多く得点すれば勝てる」というバルセロナのサッカー哲学を感じさせます。

一つ気になった場面がありました。もう試合のどの辺りで、どちらの高校かは忘れてしまったんですが。

ランナーが1塁、2塁にいる場面で、普段は長距離バッターとして、ヒットを期待されているらしいバッターに、バントのサインが出て、彼はバント失敗。得点チャンスを潰してしまったシーンがありました。

野球のセオリーとしては、この場面でバントしてランナーを進めるのは教科書通り。むしろこの場面でバントしなければ奇策の類いになるくらいの場面でした。

しかし、この時のバッターは、明らかに強打しか練習をしていないのか、よほどバントが苦手なのか、バントの構えも覚束ない感じでした。

構えた瞬間に「これは無理。」ってわかる雰囲気でしたが、監督はバントのサインを出し続けました。

監督というものは、シチュエーションのセオリーよりも、選手の適正を大切にするべきだと思ったのですけど、これは間違った考えなのでしょうか。

部活で厳しい野球をやった事が無いので、僕の考え方のほうががダメなのかもしれませんけどね。

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