今日の一服*栗 | 着物の葛籠 ーキモノ ノ ツヅラ-

着物の葛籠 ーキモノ ノ ツヅラ-

着物を中心に、私・彩詠(さえ)の日々の生活での 和 なお気に入りと、美味しいモノ を 徒然なるままにご紹介します。
昔から大切なキモノを収納してきた葛籠(つづら)の箱のように、日本の大切なモノを詰め込んでいます!

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今日の一服
栗粉餅/自家製

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コグマ実家から、利平栗が届きました!
利平栗は、岐阜県の大桑地区が発祥の福々と丸く皮は黒に近い茶。
甘みが強くホクホクとしています。
今年は毛虫が付いたので、あまり実入りが良くない…と言われましたが、十分に美味しく。
山栗なので、時期的には本当はもうちょっと遅いのですが、今年は早々と。

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栗きんとんで、味見。
塩水に浸水させておいた後、茹でて、ほじって、砂糖と合わせて火にかけながら練り上げ、裏漉し。
栗きんとんだけならいつもは裏漉ししないんですが、今年はコレが作りたかったので、丁寧に裏漉しを。

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本来はお餅ですが、お手軽さと柔らかさ重視で求肥を作ってまぶしました。
栗粉餅。

昔、もう30年近く前に、金華山の麓の祖母の家の近くに、「ねこもちや」というお菓子屋さんがえりました。
御手洗団子やぶんたこ(草餅)などの餅菓子を作るお店で、秋になると並ぶ(ショーケースなんて無いんですが)栗粉餅が殊の外美味しくて、未だコレを越える栗菓子には出会えおりませんっ。
同じ利平栗を使っていることは知ってるけれども、同じ味、ふわふわしっとりの食感は到底再現出来ず…。
それでも、自家製ならではの美味しさに出会えました。