先日、サハラさん が去年の梅干しを食べた後に残った赤しそで「ゆかり」 を作り、美味しい朝ご飯を食べていました。
で、私は本日のお昼ご飯に、青じそふりかけ のご飯を頂きました。
ちょっと前に、無農薬の青じそをたくさんいただいたとこだったので、私は…青じその「ゆかり」 いや、「かおり」を作ってあったんです。
なぜ、「かおり」 かと言えば…知りませんでしたが、お手軽な赤しそのふりかけで有名な 三島 から、青じそのふりかけも出てるんですね!
その商品名が 「かおり 」 なんです。
そういえば、すっかり商品名とは思えないほど定着してますが、なぜ赤しそのふりかけが「ゆかり」なのか…。
三島食品のHPによると、
紫の ひともとゆゑに むさし野の 草はみながら あはれとぞみる ~よみ人しらず~
「むらさき草が一本咲いている。と言う(縁)だけで武蔵野の草花が、皆愛おしく(身近に)感じてしまう・・・」
「縁」のあるもの、「ゆかり」のあるものとして、むらさき草が詠われているところから、「ゆかり(縁)の色」は、「紫色」を言うようになりました。
現在、人の名前で『紫子』と書いて「ゆかりこ」と読む方もおられます。
三島食品株式会社では、赤しそのふりかけの商品の名前を考えた時、商品の色が紫色であるところから、『ゆかり®』と命名しました。
1970年(昭和45年)の事です。
なるほどね~。
紫の色からきてたんだ!
ずーっと慣れ親しんでいるのに、今頃由来を知りました。
変わって、青じそのふりかけがなぜ 「かおり」 と命名されたかといえば、
青じその素材は、さわやかな「香り」が特徴であることから、「香り」をゆかり®とおなじひらがなにして、かおり®と命名しました。
とあります。
やはり、青じそは香りが命!
でもそんな青じそも、普通に乾燥させると茶色くなってしまうんです。
どう、この青いまま香りを残してふりかけにするか、は難しいところ。
三島さんも鮮やかな緑をそのまま残して加工することには、苦労したようです。
そんなこととはつゆ知らず、手作りの青じそふりかけ に出会ったのは、ゴールデンウィークに帰省したときに山菜採りに行った親戚の山で、作り方を聞いたら…とっても簡単でした!
■水気を絞って、ペーパータオルの上に広げて、冷蔵庫 で乾燥させる!
■カラカラに乾いたら、すり鉢であたって、出来上がり♪
粗めをお好みでしたら、手で粉々にするだけでも十分。
冷蔵庫の中で乾燥させることによって、緑も香りも残るのです~。
ぜひぜひ、お庭にたくさん青じそが植わっていたら、作ってみてください。
ちなみに、10枚ほど出来上がるのはほんのちょぴっと。
軽くご飯にかけて3杯程度でしょうか。
赤しそと違って、葉だけですから、出来上がる量がぐんっと減っちゃいます。