この作品はソシャゲをやってる人からランダムに選ばれた１６人の人間が魔法少女に変身して、生き残りをかけて殺し合うバトルロワイヤルものです。
それぞれの魔法少女はもとのソシャゲで使っていたアバターに現実で変身できるようになり、それぞれゲーム内で使っていた魔法が一つ使えるようになっています。
定番の同盟からの裏切りなどの心理戦もなかなかに面白かったですが、やっぱり一番面白かったのは、魔法少女同士の戦闘です。
地面から壁を作り出す魔法で相手の受身を取れなくしたり、
投げたものは１００発１００中になる魔法で遠くから攻撃したり、
生物に変身する魔法で他の魔法少女に化けて不意打ちしたり。
強敵であるクラムベリーという人とスイムスイム集団の戦闘は是非読んでみて欲しいです。
さらに、おすすめできるポイントとして、魔法少女としてではなくただの人間としての日常も描かれているので、マジでこの人死んじゃうの!? といった思いが湧き上がります。特に日常でも繋がりがあり共闘していた相手が死んだあとの生き残った方の心情など。
魔法が鍵となる戦闘、裏切りなどの心理戦、より魔法少女のことがわかる掘り下げの３つのポイントでおすすめの『魔法少女育成計画』詳しくは Amazonの詳細でも、公式サイトのあらすじでも見てください。
まどマギの戦闘が楽しめた僕はものすごく満足できました。
１巻のURL貼ろうと思いましたが、楽天では売り切れでした。できれば１巻から読んで欲しいので Amazonのリンクにします。
ちなみに読む順番は下のリンクの順番がいいと思います。刊行順です。
１巻(無印)は上に書いたとおり１６人のバトルロワイヤルです。
２、３巻『restert』は１巻とは別の１６人でのゲームの中に入っての競争です。この巻は特に登場人物の掘り起こしがすごかったです。
４巻『episoads』は短編集で残念ながら本編では描かれなかった人の日常や、戦闘が書かれています。これを読んだあとに１～３巻を読み返すとさらに楽しめました。
５，６巻『Limited』は１～３巻の生き残りのうちの数名や新キャラが２４時間という時間制限のなかで戦う話です。
今回は１巻の紹介をしましたが、時間があればまた他の巻の紹介もしようと思います。個人的には「面白いから絶対読んで」というのは嫌いなんですが、読んでみて欲しいです。
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