あけましておめでとうございます。

$Architectural Travelogue-2012_お年賀

昨年は、東日本大震災とその後の原子力発電所事故という大きな出来事があり、
時代を築いた偉大な方々(スティーブジョブズ氏、柳宗理氏など)の死もあり、
私たちの社会や仕組みを考え直し、次の時代へと踏み出す時機となりました。

会社としても、有り難いことに竣工したプロジェクトが例年以上に多く、
ひところは5件同時進行というハードな状況でしたが、
なんとかかんとかピークを乗り越えることができました。
長く勤めてくれていたスタッフの大幅な入れ替わりも経験し、
先代から引き継いだこの3年間のひとつの区切りであったと感じています。

個人的にも、35才にして必ず回ってくる母校の同窓会総会の幹事を務め、
旧友と再び出会う機会や先輩後輩の新しいつながりありで、これも節目でした。

その他、近藤良平氏をお招きしてハコのわダンス@箱崎駅東口広場のイベント運営や、
三島市でのNPO研修でのジャンボさんと日本全国の熱い社会企業家たちとの出会い、
20年間飼った猫との別れや、事務所下に居を移すなど、大小様々ありました。

そして迎えた2012年は、元日から仕事をしています。
年末に舞い込んだ中国でのプロジェクトは、次のプレゼンが1月7日。
納会も仕事始めも一応設定してみたものの、私自身はずーっと仕事です。
現場も止まっているし電話もメールもほぼゼロなので、ある意味、理想的状況。
実家兼事務所という環境も考えてみれば有り難いことで、家族の正月準備を横目に、
1月末のフィニッシュまではこのペースで行きます。

40周年の節目の年の始まり、4年目の社長業の始まりには、
このぐらいがちょうどいいのではないでしょうか。
今年は外へ外へ、できるだけ可能性を狭めずに広げていきたいものです。

さて、ここまで描いてみてこの状態は何かに似ているなー、と思いきや、
そう、受験生や卒論・卒計提出間際の大学生の様相です。
全国の受験生や大学生とともにがんばります。笑

末筆ながら、
Facebookなどを通じて、オンラインにオフラインに交流あるみなさまへの
近況報告とごあいさつをさせてもらいつつ、本年のご多幸をお祈りします。