来年1月の「関西展」には、1点はこの「心月輪」と、
もう1点は、蕪村の俳句(かな)を出品予定です。
上の写真は、「丁度まん丸いあの月の様に私の心は
平穏だ」と言う意味であり。
下の俳句は、鳥羽殿へ「五~六騎いそぐ野分かな。」
恐らく蕪村の想像による一句かと思いますが・・・・
曰く、白河上皇の別宅京都伏見の鳥羽離宮に向け
て馬を走らせる五、六人の武士達ーさては上皇の
身に何か異変が・・保元の乱勃発を予感させる緊迫
感が見事に表現された秀句ではないだろうか。
それはいいんだけれど、私の筆の力が、そんな空気
を伝え切れるかどうか・・・これを表具に出そうか、ど
うしようか?いまだに迷っている情けないジジィです。
是非、お越しください。 「書友会・関西展」
とき:成28年1月30日、31日。
ばしょ:京都市左京区岡崎(京都会館東隣)
京都市美術館 別館