間もなく9月決算の当社は年度末。
組織の成果としては、メンバーの皆が本当に良く頑張ってくれたお陰で良い結果を残せそうで、本当に感謝しています。
しかし、個人としては経営者になって以来、最も成長の壁に悩まされ続けた1年でした。
(もちろんポジティブな悩みです)
私の経営者としての理想像は下記の言葉にある通りですが、大きな成果を出している経営者を間近に見て、今期ほど現実の自分と理想像とのギャップを痛感させられたことはありませんでした。
既に来期以降のことで頭が一杯ですが、理想像に一歩でも近づけるよう、人間の器を大きくすることを意識して精進します!
最も尊敬する経営者である盛田昭夫氏 の言葉。
「私の考えでは、経営者の手腕は、その人がいかに大勢の人間を組織し、そこからいかに個々人の最高の能力を引き出し、それを調和のとれた一つの力に結集し得るかで計られるべきだと思う。これこそ経営というものだ」
幹部に対して言った言葉。
「社員の目にうつるあなた方の姿が、高い所で一人で綱渡りする軽業師のような個人プレーであっては困る。そうではなく、大勢の人びとがあなた方に喜んでついてきて、共に会社のために働く気になる---そういう人間であってほしい」
MADE IN JAPAN(メイド・イン・ジャパン)―わが体験的国際戦略 (朝日文庫)/盛田 昭夫
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だいぶ古い本ですが、内容は今でも新鮮です。
きっと本質的な事は変わらないんだろうと思います。
社会人駆け出しの頃に初めて読んで以来、2,3年に一度読んでいます。
元々英語版なので英語が得意な人はこちらが良いかも。
Made in Japan: Akio Morita and Sony/Akio Morita
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