西国29番札所 松尾寺 | コペンで西国33ヶ寺巡りing(4巡目)

コペンで西国33ヶ寺巡りing(4巡目)

2015年に西国巡礼1順達成。2016年に西国巡礼2順達成。めちゃくちゃ順調でしたが3順は2017年から2021年まで5年も掛かりました。この5年は色んな事があったな~(´・ω・`)ショボーン
でももう大丈夫。まだ頑張らなきゃ!ネヽ(*´∀`*)ゞガンバ♪

成相寺を参拝し、残るは本日最後のお寺、松尾寺へ向かいます。


来た道R178を南下し舞鶴を目指します。舞鶴までの景色が素晴らしい。あまり風がないので波静かな若狭湾が左手に広がります。

休日にもかかわらず対向からはバイクツーリングの集団が。皆海岸線のワイディングを満喫している様で、お互いのツーリングの無事を祈りピースサインの交換を。
真っ黒に日焼けした自転車放浪旅の青年も頑張って坂を登っていました。『頑張れ!!』とお互い親指上げてのサインの交換(^_^)v


舞鶴市内を通過し東舞鶴にさしかかったあたりでしょうか。胸ポケットに入れていた携帯電話からなにやら急にけたたましい音が。
『地震緊急速報の音や!』
ちょうど信号で止まっていると、確かに地面が揺れています。道路標識も信号機も上下に揺れています。

『けっこう揺れてるやん。震源地はどこやろ?』

路肩にセローを停めて携帯で確認すると、鳥取県です。今私は京都の日本海側に居ます。
『案外近いやん。もし大津波がきたら…』

よくよく確認すると、津波の心配はないみたい。でも地震の被害が心配です。近くではけたたましくサイレンを鳴らしながらパトカーが走ってるし。

心配していても仕方がありません。松尾寺へはもう少し。運転に気をつけてセローを走らせます。


R27を走り左手に「松尾寺」の標識が見えてきました。私の目の前には京都府警のパトカーが。私と同じく松尾寺方向へ走っています。地震の被害確認のために走っているのかもしれません。

ここ松尾寺も案外坂が急で道幅も狭く離合困難箇所もあります。車での参拝は注意が必要です。



パトカーに先導されながら(笑)、松尾寺の駐車場に到着しました。



車が数台停まっています。今日は参拝客が多いみたい。

そういえば歩き参拝の方も何人かセローで抜かしたな。国道からお寺まで歩くとかなりの距離があるでしょう。本当にご苦労様です。


この石段を登り仁王門へ。



仁王門です。仁王様はいらっしゃいません。お写真だけでした。



仁王門をくぐり境内へ。静かで良い雰囲気。紅葉はまだ先みたいです。



西国29番霊場松尾寺の石標です。



階段を登ると目の前に本堂が現れます。



若狭の山の中の古い古刹。世間の喧騒を離れ完全に異次元の空気を漂わせています。

『来て良かったわ~』
心底そう思いました。

ここ松尾寺の御本尊は「馬頭観世音菩薩」。西国札所では唯一の観音様です。境内には馬の銅像があります。



本堂でお詣りさせていただきました。



松尾寺の納経所は本堂内には無く、本堂へ上がってきた階段下の建物にあります。

松尾寺の重ね印。



松尾寺の御朱印。

「そのかみは 幾世(いくよ)経(へ)ぬらん 便りをば 千歳(ちとせ)をここに 松の尾の寺」




本日最後に予定していた松尾寺の参拝も無事に終わりました。
『ありがとうございました。』


喜んでばかりではいけません。今から大阪まで帰らねば。
ここは京都府の舞鶴市、大阪へはたっぷりと100キロ以上はあります。今は10月の後半、日の暮れるのも早くなっています。

途中ガソリンを満タンにし舞鶴東から「舞鶴若狭自動車道」~「中国自動車道」経由で吹田ICへ。通勤で混んでいる大阪市内の道をひた走ります。俗世間の現実を思い知らされながら、夜の7時には無事自宅に到着しました。


さて、残りのお寺は4箇寺を残すのみ。一番の心配は琵琶湖の中にある「宝巌寺」です。ここはセローで行くわけにはいきません。天気が心配です。なんといっても船が出港しなければ泳いでいく事も出来ません。
これからはだんだんと冬型の気圧配置になってきます。なんとか仕事の休みと天気がうまく合えば良いのですが。


もう少し、もう少し。あとひと頑張りで年内結願。人生なかなかうまくいきませんが、西国札所巡りはハプニング無しで最後まで予定通りに行ってほしいものです。