生活保護改悪に反対する声明など | 労働組合ってなにするところ?

労働組合ってなにするところ?

2008年3月から2011年3月まで、労働組合専従として活動しました。
現在は現場に戻って医療労働者の端くれとして働きつつ、労働組合の活動も行なっています。

あまり知られていない労働組合の真の姿(!?)を伝えていきたいと思います。

まず、最低生活基準を切り下げようとする動きに抵抗し、労働者のいのちと健康と働く権利を守り、東日本大震災の被災地の復旧・復興が住民の立場に立った形で1日も早く実現することを目指して、声を上げていくことを提起します。



今週は、仕事・組合合わせて毎日夜に予定が入ってしまっているので、なかなかブログを書く時間が取れそうにありません。なので、短時間で書けるエントリーを。

社会保障審議会の部会報告書を受けて、政府が生活保護基準の引き下げや制度改悪を進めようとしていることに対して、いくつかの団体が声明や抗議を発表しているのでご紹介したいと思います。タイトルとURLのみのご紹介としますので、全文はリンク先でお読みください。



全日本民主医療機関連合会

【声明】意図的な生活保護基準引き下げ案を撤回し、権利としての生活保護制度の充実を求めます

http://www.min-iren.gr.jp/seimei-kenkai/2013/130121_01.html


特徴としては、医療機関の声明だけあって、生活保護基準の引き下げによって、医療費が払えずに受診をためらい、重症化、死亡する低所得者が増加することを懸念しています。また、高齢者世帯については生活保護基準が一般低所得者の生活費を下回ったことから、老齢加算廃止の政策が間違っていたことを指摘しています。




新日本婦人の会

「生活保護基準引き下げの報告書に強く抗議します」

http://www.shinfujin.gr.jp/b_category/4_medic/2013news/welfare_allowance_20130118.pdf



生活保護基準は様々な低所得者対策に連動しているため、基準を引き下げると生活に困窮する子育て世代が増加し、「貧困の連鎖」が強まることを指摘しています。



全生連からは、緊急集会のお知らせをご紹介します。


全国生活と健康を守る会連合会

許すな!生活保護の切り下げ  全生連1.24緊急集会

http://www.zenseiren.net/pdf/2013/130118_01.pdf


平日の午後ということで参加できそうにありませんが、集会と国会議員訪問行動を合わせて取り組むということなので注目したいと思います。


以上、ご紹介まで。