ふたたびワンストップの会、新宿にて行動再開 | 労働組合ってなにするところ?

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2008年3月から2011年3月まで、労働組合専従として活動しました。
現在は現場に戻って医療労働者の端くれとして働きつつ、労働組合の活動も行なっています。

あまり知られていない労働組合の真の姿(!?)を伝えていきたいと思います。

本日はふたたびワンストップの会の活動に一般ボランティアとして参加してきました。

新宿駅西口集合9時30分。総数はよくわかりませんが、相談員は10人近く、一般ボランティアは10人以上集まっていたと思います。当事者の方々も、ハローワークに行く前に立ち寄って本日の行動についての説明書きを受け取っていました。

当初、ハローワークを通して年末年始の宿泊の提供を受けた方々は、生活保護申請を希望する場合は本日東京都に割り振られた地区に申請に行くことになっていましたが、まだ都側の準備が整っていないということで申請は明日以降ということになったということが判明しました。

と言う訳で、生活保護申請の同行は、今日が新規の相談という方以外は基本的になくなったので、ぐっと一般ボランティアの仕事は少なくなり……新宿駅からハローワークの間の案内や、戻ってきた方に声をかけて結果を報告してもらったりということをやっていました。相談員の方々は、戻ってきた方からの聴き取りや新規の相談の方の対応で忙しくしていましたが。

ハローワークでの生活保護申請先の割り振りが終わった午後2時半頃、一般ボランティアは解散となりました。


取材は東京新聞の方だけがいらしていました。

記事は今日の夕刊に掲載されるということでしたが、うちの組合は日刊紙だけで夕刊は取っていないので、帰りがけに最寄り駅のキヨスクで買ってきました。

サイト上には掲載されないということなので、一部引用してご紹介します。



都内 年末年始年越し支援  宿泊先あっせん173人

東京新聞  2011年1月4日(夕刊10面)


(前略)


 今回「派遣村」は開かれなかったが、厚生労働省は先月二十九、三十日に大都市部のハローワークを臨時に開庁。自治体と連携し、住居のない求職者にカプセルホテルなどの利用券や食事券を配った。都によると、都内五カ所の職業相談窓口で宿泊先のあっせんを受けた人は百七十三人。

 ハローワーク新宿近くでは、年末に百五十三人から相談を受けた市民グループ「ワンストップの会」が相談所を開設。生活保護などを利用してアパートに入り、生活を再建するよう助言した。


(後略)



ワンストップの会で相談を受け付けた方の中にはハローワークの臨時対応は受けなかった方もいらっしゃいますので、173人中153人がワンストップの会を経由したとは言えませんが、かなりの数の方がワンストップの会に対しても相談をされたということになると思います。

明日以降の生活保護申請については、実行委員会の方々の会議結果を待ってから、必要があればボランティア要請の連絡が来ることになっています。私も明日は仕事の予定だったのですが、午前中の半日だけ年次有給休暇を申請しました。

また情報が入ればここでご紹介したいと思います。