2020大腸カメラ検診…当日 | SCD介助生活

SCD介助生活

脊髄小脳変性症の妻と二人で生活しています。
「SCD患者家族の生活」続編として
日常の出来事を忘れないように綴る忘備録です。

昨夜就寝してしばらく経ち、午前1:35頃に腹痛で目覚めた。

ちょうど睡眠が深くなっていくタイミングですごく眠かったが、

漏らすわけにもいかないのでなんとか這いずり起きて排便。

 

その後6:30から「ニフレック」を2リットルの水で溶いて飲み始めた。

昨年は水道水で溶き常温で飲んで非常に飲み辛かったが、

今年は良く冷えたミネラルウォーターで溶いたので幾分飲みやすかった。

ただそれも最初の1リットルまでで、特に最後の500ccは飲むのが辛かった。

飲みはじめからすぐに排便が始まり飲み終わりまでで、

合計で7~8回トイレに行ったが、最初は少し固形物も混じっていたが、

徐々になくなり、色も無色透明に近づいていった。

 

毎度↑を飲み切るのが一苦労

 

 

その後予約の時間10分前にクリニックに到着。

昨年同様後ろ側が開くようになっている紙パンツとガウンを着用。

検査の前に血圧を測ったが、この時だけ若い看護師さんが対応。

職場では普段40代半ばから90代のパンチの効いた年齢の女性ばかり相手しているので、

ちょっときれいな若い女性と話すのはとても新鮮な感じだった。

それも僅かなひと時でやがて体格の良いベテラン看護師にいざなわれ、

検査室の寝台に横向きに寝かされた。

やがてパーマヘアの男性医師が入ってきて検査が始まった。

 

最初にかなり勢いよく肛門に指を突っ込まれ潤滑ジェルを塗りたくられた。

そして内視鏡を挿入されどんどん体内深く侵入。

入る分には痛みはそれほどなかったが、

折り返し点から抜いて撮影していく際にかなりの腹痛が続いた。

今回の医師は若い方でコミュニケーションもあまりなく、

扱いもやや乱暴だった。

普段、付き合ってる女性に対してもこんな感じで乱暴なんだろう…

などと想像していると唐突に、「特に病変はないっすね」と、

スポン!と勢いよく内視鏡を引き抜き部屋を出ていった。

そして看護師さんにゴシゴシと入念に肛門を拭かれて、

検査自体は20分くらい、トータル40分ほどで終わった。

 

今回はポリープ切除がなかったので会計は5000円ちょっとで済んだ。

次回大腸カメラ検査になったときは別の病院でやってもらおうと思う。

ここは会社の定期健診だけでたくさんだ。

 

 

検査が終わったら何を食べようかと楽しみにしていたが、

どうも腹腔内に空気が入っているせいか腹が痛くて食欲が湧かない。

クリニックのビル内にあった立ち蕎麦店で、おろし蕎麦といなりを注文。

蕎麦もあまり美味しく感じられず半分ほどで飽きたが、

なんとか腹に詰め込んで帰路についた。