スパ西浦モーターパーク
三河湾の小さな半島の山陰にそのサーキットはある。
最大の特徴は鈴鹿ばりの立体交差。
スタートして1コーナーを回り、ほぼ直角の2コーナーを曲がった短い直線がメインストレートをくぐる。
狭い敷地の中で、トンネルをくぐらないパドックを確保するための苦肉の策だと思うのだが、多少なりとも全長を稼ぐ効果もあるかも知れない。
海にも近く、眺めは良さそう。バイクで走ったら気持ちが良いだろう。
FUJI INTERNATIONAL SPEEDWAY
富士山が世界遺産に登録された恩恵か、周辺の画像の解像度が非常に良くなった。富士スピードウェイも例外ではなく、以前の薄墨の様な霞のかかった画像とは雲泥の差である。
これだけアップにしても非常にシャープです。
本社の社屋、レクサスカレッジ、コースサイドのポストまで、非常に鮮明に判別することができます。
場内は閑散としていますが、Aパドックにはトランスポーターが集結しています。この画像の取得日は2010年11月29日となっていますが、このデータに間違いなければこの日と翌日はフォーミュラニッポンの合同テストが行われており、トランスポーターはそのためのものであり、観客が少ないのも納得できます。ガンバレー!
AT&T Park
WBC、日本負けちゃいましたね、残念。正直、今回はイチローも出ないしあまり興味はなかったのですが、それでも決勝に行けばそれなりに盛り上がったと思うのですが。
で日本が負けちゃった試合の会場がサンフランシスコのAT&Tパーク。
テレビで見るとグラウンドの形はいびつだし、スタンドの外にはカヌーやヨットが浮かんでいるし、いったいどんな所にあるのだろうと興味を持ち、調べてみました。
見覚えのあるサンフランシスコの衛星写真。海に面した赤い丸の部分にAT&Tパークがあります。
ここまで寄ってみると、ヨットハーバー、倉庫街、港湾施設に囲まれた場所にこの球場があるのがわかります。
ここでちょっと気になるものを見つけました。
球場の南にある港湾施設に繋がれた二艘に船ですが・・・。
よく見ると甲板の上に自動車が三台乗っています。何やら駐車場のラインのようなものも見えるし、自動車運搬船なのでしょうか?
脱線してしまいました、AT&Tパークに戻ります。よっこいしょと方向転換、上方向が東です。
変な形ですね。日本なら絶対にこんな場所に球場は作りませんね。
おー、やってますね。観客もそこそこ入っているし、メジャーリーグの試合かな?
レフトスタンドの最上部はちょっとした広場になっていて、大きなコカコーラの瓶のモニュメントがあります。野球にあまり興味のない人も楽しめる、という訳でしょうか。
船橋オート
とうとうギャンブルに手を出したかと言うなかれ、船橋は幼少の頃住んだ場所なのだ。
真ん中を横切るのが首都高湾岸線、その上の大きい方のオーバルが船橋競馬場、その左側がララポート。
高速道路の海側の四角い埋立地の中心部分、縦長の敷地が室内スキー場ザウスの跡地。山側がイケア、海側がマンションになっています。その右側の団地は40年近く前からあるもの。
ザウス跡地の左側に大きな駐車場が広がる。そしてその海側の小さい方のオーバルが船橋オート、実はこの一帯がかつての船橋サーキットの跡である。
オートレース場って、言ってみればサーキットだと思うのですが、住宅地に隣接していて問題はないんでしょうか?もっともマンションの方がずっと後に出来た訳ですが。
ちょっと引いた画像。
オーバルの上の三角形の部分ががオートレース場の駐車場ですが、20年ほど前ジムカーナの千葉県戦が何度か行われたことがあって、私も走りました。そう言えば一度急遽船橋競馬場の駐車場に会場が変更になったことがあって、それがとんでもなく狭い駐車場でしかも当日の変更・・・・そんなこともありました。
三角形の駐車場を囲む直線の道路(白の部分:オートレース場への進入路)とやや弓なりになった道路(黄色の部分)が船橋サーキットのコースの跡。レース場の海側のスタンド(青い部分)は船橋サーキットのメインスタンドをそのまま使っているそうだ。
ついでに言えばテニスコートがある円形の部分(黄色の線の左側)はその昔ゴールデンビーチという海水浴場があった所で、ここは幼稚園の頃一度家族で行ったことがあるような気がする。
Circuit of The Americas
正月過ぎから兄弟ブログの「ほぼ週刊チョロQ通信 」に東京オートサロンの記事を少しづつ書いていたら、リンクでこのブログに飛んできたらしく、アクセスが急に伸びた。
全然更新していなかったので少々焦ったが、なかなか書きたい対象が見つからない。まあ、新しいサーキットでも書いてみるか、でもアメリカじゃすぐに開催サーキットが変わるかな?
という訳で、サーキット・オブ・ジ・アメリカズである。
荒野の真ん中、近くにはフリーウェイと新興住宅地。
アメリカの大規模スポーツ施設にしては駐車場が少ないような気がする。
全体的なレイアウトはホッケンハイムの新コースに似ている。
左回り、1コーナーを抜けると鈴鹿のS字からデグナーのような中速コーナー、そこを抜けるとヘアピンがあってストレートがあって、その先は富士のセクター3のようなクネクネコーナー。これ、確認してないけどティルケだよな、きっと。
メインストレート周辺。
ピットビル裏のポチポチはF1用のホスピタリティハウスか。富士にでも見学にきたのか?
Korea International Circuit
ヤンゴンという地名をアルファベトでYoengamと、どうしてもヤンゴンとは読めないスペルにしてあるのは、別に韓国語の発音に忠実にしている訳ではなく、韓国の文字であるハングルの構成をそのままアルファベットに置き換えただけのある種の中華思想的な表記であるため。首都のソウルSEOULもしかり、韓国の地名・人名・社名の英語表記には韓国人にしか読めない表記が多い。
今年の初めに、やっとグーグル・アースにアップされました。
画面下方のストレートにF1用のメインストレートとピット・パドックエリアとグランドスタンド、画面上方のショートストレートに国内(?)レース用のピット・パドックエリア。この国内用もテレビで見るとなかなか立派です。
アブダビもこんな感じで二つのピットエリアがありましたが、最近の潮流・・・というよりこの2ピット・レイアウトは最近のティルケ先生の作品の特徴のようです。
サーキットの西側には高速道路のものと思われるジャンクションからターン15のあたりにまっすぐ道が伸びています。そこからターン16、17を通り、ターン18からインフィールドに逸れ、バックストレートを横切ってサーキットの外へ伸びています。
ある資料によれば、ターン16,17,18あたりを中心に放射状に区画が整理されてオフィス街が作られる計画になっていて、将来はアブダビのような景観のサーキットになるものと思われます。
さらに言えば、北側のショートコースはパーマネントコースとして運営され、南側のエリアは通常は一般道として使われ、大きなレースの時だけサーキットとして使われる、雰囲気としてはル・マンのサルテサーキット、シンガポールのストリートサーキットのような感じになるのではと思われます。
もともと干潟を干拓した土地にこのサーキットは建設されました。西側に造船所、北東にも大きな工場地帯が見えます。
このサーキットのホテル不足は悪名高く、プレス関係者はいわゆるラブホテルで雑魚寝をしている、なんて話さえ聞こえてきます。
グーグルアースで見る限り、サーキットの他に観光施設も見当たらず、当分ホテル不足は解消されないのではないでしょうか。近くに空港はあるようですので、ソウルか釜山をベースにして飛行機でサーキットまで通う、というのもお金持ちには良いのでないでしょうか。
韓国経済も現在は目覚ましいと言うほどではないはず。現にこのサーキットの運営に関しても良くない話も聞こえてきます。あらゆる面でよっぽど頑張らないと、宝の持ち腐れになってしまうのではないかと心配です。
トヨタ自動車東富士研究所
富士スピードウェイのほど近く、東名高速の裾野インター近くにトヨタ自動車の東富士研究所はある。
御覧のようにgoogleaアースの画像は雲がかかっているためこの施設を紹介するのは新しい画像がUPされてからにしようと思っていたのですが、今回は衝突実験施設だけ紹介することにします。
見えにくいですが、黄色い円の中が東富士試験場、トヨタのモータースポーツの本丸です。コースの西側(左側)を通るのが新東名、試験場の東側、関東自動車との間を通るのが東名高速です。
試験場の南西部分に扇形の衝突試験場があります。
建物の一番長い部分は約280メートル。栃木のホンダの施設より少し大きいようです。
衝突試験場の南の駐車場。
ぎっしりと詰めて停められた車両は、実験用の車両と思われます。