『中村さん救出へ決意新た』 読売新聞さんにご掲載頂きました。 | 中村三奈子さんをさがす会のブログ

『中村さん救出へ決意新た』 読売新聞さんにご掲載頂きました。

中村さん救出へ決意新た

 北朝鮮に拉致された疑いのある特定失踪者の中村三奈子さん(失踪当時18歳)の支援団体「中村三奈子さんをさがす会」が12日、長岡市のアオーレ長岡で集会を開き、約110人が救出に向けた決意を新たにした。



 中村さんは高校卒業後の1998年4月6日朝、同市の自宅で母・クニさん(72)と会話したのを最後に帰宅せず、失踪翌日に新潟空港から韓国へ出国した記録があることが分かっている。18日に36歳の誕生日を迎える。

 北朝鮮による拉致被害者らの再調査は調査報告が延期され、進展が見えていない。クニさんは「一歩でも前に進んだ状況が伝わるよう政府にお願いしたい」と訴え、「せめて声が聞きたい、顔が見たい。会いたい気持ちでいっぱい」と胸の内を語った。

 小学校から高校まで同級生だった上村英輔さん(35)は「必ず帰ってきてくれると願い、中村さんの話を広げていきたい」と話した。74年に佐渡島で行方不明になった大沢孝司さん(失踪当時27歳)の兄・昭一さん(79)も登壇し、「政府は特定失踪者を見殺しにせず、一刻も早く救出してほしい」と強い口調で話した。

http://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/news/20150912-OYTNT50092.html