オフィスの前にはミモザや白梅、水仙など
春の足音が聞こえてきました。
今年初めてのブログ更新となります。
週末に行われた神経学講座の準備に追われていたために
ずいぶんとさぼってしまいました。
去年から始まった機能神経学入門講座ですが、
今年は2年目の中枢神経系となります。
うれしいことに、今年から参加してくださった先生が4割もいらっしゃいました。
2日間の資料だけでも100ページにも及ぶ分量で、
初参加の先生方にとっては大変だったと思います。
講義しながらその先生方の表情を見ていましたが、
半分は難しそうな表情、もう半分は目を輝かせている表情でした。
神経学は難しいのは間違いないと思いますが、
難しいから出来ない、となるか、難しいけど面白いとなるかは
多くは初回の印象にかかっていると思います。
それは私の承知していましたので、
なるべく症例やアプローチ法を紹介したりと工夫したつもりでしたが、
内容が脳幹という神経系の中でも非常に複雑な部分であり、
それを1日で網羅するという無謀な構成にしてしまったので
はたして「難しいけど面白い」と感じてもらえたかどうかは
ちょっと心配しています。
2年目ぐらいの先生にお聞きすると、
この内容を1年目に受けたらちょっと大変だったが、
今ならすんなりとはいってくる、とおっしゃっていました。
ですので1年目の先生方にはここであきらめずに
何とか1年間頑張ってもらいたいと思います。
次回は小脳と大脳基底核で、運動系の障害やリハビリには
非常に役に立つ内容になると思います。
私も講義を予定しているので今日から準備に取り掛かります!