先日，ダニエル・デイ＝ルイス主演の映画「リンカーン」を鑑賞しました。
ということですので，感想のほうを書かさせていただこうかと思います。
この作品は第85回アカデミー賞 にて最多12部門にノミネートされ
主演男優賞(ダニエル・デイ＝ルイス)と美術賞の2部門を受賞しました。
この作品は，第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンが
2期目の当選を果たしてからなくなるまでの物語となっており，
ちょうど奴隷制度の廃止と禁止，そして南北戦争の終結について描かれているのですね。
今作で主演を務めるのは「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のダニエル・デイ＝ルイスで
彼は今作で史上初となる3度目のアカデミー賞主演男優賞を受賞しました。
今までに3つのオスカーを獲得した役者さんはそれなりにいたのですが，
主演男優賞だけで3回というのは彼のほかにはいませんでした。
その他にも「アメイジング・スパイダーマン 」のサリー・フィールドや
「ボーン・レガシー 」のデヴィッド・ストラザーン，
「LOOPER ルーパー 」のジョセフ・ゴードン=レヴィット，
「セックスと嘘とビデオテープ」のジェームズ・スペイダー，
「恋人たちのパレード」のハル・ホルブルック，
「ウィンターズ・ボーン 」のジョン・ホークス，
「メン・イン・ブラック3 」のトミー・リー・ジョーンズ，
「ダーク・シャドウ 」のジャッキー・アール・ヘイリー，
「ヒッチコック」のマイケル・スタールバーグらが出演しているのですね。
監督は「戦火の馬 」のスティーヴン・スピルバーグが担当しています。
そんなこの作品を鑑賞させていただいた感想はというと，
一部の噂どおり賞狙いに思えてしまう作品に見えてしまいそうなんですが，
それでもスティーヴン・スピルバーグが描き出したかった世界観が
すばらしくというよりも美しく描かれていたのではないかと感じましたね。
キャスト人の演技力もなかなかすばらしいものに
仕上がっていたのではないかと感じることができたのですが，
特に3度目のアカデミー賞主演男優賞を受賞したダニエル・デイ＝ルイスは
途中こういう感じの大統領がいたらいいのになぁ～と思わせるくらい
素晴らしい演技をしていたと思うことができましたね。
やはり3度目の称号を上げるのにふさわしい結果になったと思いました。