【神山閣下の ～おまえもサッと湯通してやろうか～】
今回ご紹介する料理はこちら
水餃子です。
餃子といえば日本では焼餃子が定番ですが、本場中国ではこの水餃子が一般的だそうです。
それではさっそく調理を開始しましょう！
まずは餃子の生地をつくります。
ボウルに強力粉と塩を入れ、水を加えながら混ぜていきます。
この時のポイントは、手早く混ぜることです。集中するためにも余計な煩悩は捨てましょう。
こんなときぐらいおっぱいのことを考えるのは我慢してください。
固まってきたらしっかりコネてなめらかにします。
生地ができあがりましたら、ぬれぶきんをかぶせてしばらく寝かせましょう。
寝かせている間は暇なので、本場中国に想いを馳せてください。
妙に心が荒んできたところで調理再開です。
続いては餃子の中身、“アン”別名 中核“コアブレイン”の製作工程です。
まずはニラをみじん切りにします。
あ…
ニラが中国の人口くらいになりましたら、鬱陶しいので全員塩もみの刑に処します。
続きまして、むきえびの背ワタをとり、身を細かくきざみます。
そしてしいたけもみじん切りにします。
これでコアブレインの材料が整いましたので、先ほど寝かせておいた生地で皮を製作します。
さて皮の準備が整いましたらコアブレインを製作しましょう。
豚ひき肉、えび、しいたけ、ニラ、しょうゆ、砂糖、塩、こしょう、酒、ゴマ油、
を混ぜます。順番とか量とかは自分で考えてください。人間は考えることができる生き物です。
コアブレインの完成です。
では、この気持ちの悪い物体に気分を害される前にさっさと隠ぺいしましょう。臭いものには蓋です。
これで生の餃子が完成しました。後は茹でるだけですので、鍋に水を入れて沸騰させましょう。
沸騰するまでにかなり時間がかかりますので、ここでこのコーナーにいってみましょう！
【お料理質問お悩み相談コーナー】
はい、それではこのコーナーに寄せられたたくさんのお便りからいくつか紹介したいと思います。
まずはこのメールから読ませていただきます。
東京都 【サンジ】さんからの相談です。
「神山さんこんばんは、僕は海賊船の戦闘員兼コックをやっています。
ぼくはどちらかというとコックが本職なので、料理中心に活動したいと思っています。
正直、“トリコ”に行こうか迷ってます。どうしたらいいと思いますか？」
というお便りいただきました。
そうですねぇ…
行っちゃいましょう。同じジャンプだし。
さて続いてのお便りです。
東京都 【クッキングパパ】さんからの相談です。
「神山さんこんばんは、僕の悩みを聞いてください。
アゴがでかすぎて下が見えません。
料理をするときに魚をさばこうとしてもアゴが邪魔で全く見えません。
というか、まな板の上にあるのが魚かどうかもわかりません。
どうしたらいいでしょうか。」
というお便りですが、
そうですねぇ…
料理は向いてないと思います。固定観念にとらわれずに視野を広げてみるのも大事です。
料理漫画だからといって料理人でなければならないということはありません。
ハンマー投げの選手になってみてはどうでしょうか。
さて続きまして
東京都 【海原雄山】さんからの相談です。
「神山さんこんばんは、私は今とても悩んでいます。悩みすぎて夜も眠れません。
聞いてください、私は
おにぎりが怖いです。
妻がつくるおにぎりが怖いんです。中身が何かわからず、かぶりついたときに
もし嫌いな梅干しが入っていたらと思うと…怖くて気が狂いそうです。一時期は妻と心中しようかと
考えたこともあります。
助けてください。」
というお便りですが、
そうですねぇ…
梅干しは絶対に入れない約束をしてみてはいかがでしょうか。
あ！ どうやらお湯が沸騰してるみたいですね、それでは調理を再開しましょう！
餃子を茹でます。
沸騰したら差し水をしながら、餃子が浮き上がってくるまで茹でましょう。
はい、水餃子の完成です！
皆さんも是非作ってみてはいかがでしょうか
それではまた次回お会いしましょう！
終