ここ数日、Amazon店頭(店頭、とは言わない?)の「高島ちぢみ」すててこの売り上げは高めで推移しており、慌てて製品の補充をします。
人気のあるのは、白とグレーです。
シンプルな色合い、トレンドと関係ない定番品を皆さんお買い上げになっているという印象です。
今年は暑い時季が長いようで、昨年度と比べてもよく売れているので、有り難い限りです。
無事に、納品できますように。
午前中は来客があり、その応対をしたあと、お昼は現場に入り、午後から掃除をする予定の場所を眺め、どの辺りを掃除してやろうかと策を練りながら機織りをします。
ウチのようなエアージェット機屋にとっては、糸を織り成し、布を作り上げる工程の副産物として、大量にホコリを産み出すことが仕事のような部分もあります。
つまりは
仕事をした証としての大量のホコリを落とすために、年二回の掃除をすることに対して、うっすら緊張感すら漂わせつつ、わたしは昼の現場をあとにして、食事をするために家に戻ります。
昼飯は・・
餅。
なぜか
餅。
盛夏の餅。
聞けば、昨晩から帰省している姉と子どもたちに加え、ウチの二人の子が、彼らの祖母であるわたしの指導のもと、餅をついたということでした。
嫌いではないですが、まさかのタイミングでの餅に、わたしの心と胃は乱れます。
食後。
スイカを食べる子どもたちを眺めつつ、五分ほど昼寝。
餅はともかく・・
いとこと遊び、キャッキャ言うてる子どもたちの姿を見ることは、大人としての最上の喜びです。
平和そのものです。
その姿を見たあと、現場へ戻り、大掃除をしました。
織機にビニールをかけ、ホコリ避けをして。
天井や、壁の高いところ、また電灯の部分にエアーを吹き、ホコリを落とす。
みるみるうちに、機場は雪の舞うがごとく、真っ白になります。
落ちたホコリをはき集め、織機にかけたビニールをとり、またはき集め。
織機の稼働をしてホコリ落としを始める前に、一度休憩をとります。
休憩後、ホコリ落としがてら織機の稼働を目指して、一台ずつエアーをかけて、動かします。
わたしはホウキをもつ手を別の用事に置き換え、検反の場所の敷物に釘をうち、窓とドアと出入り口を水拭きします。
なんとか無事に、17時過ぎに大掃除を終えることが出来ました。
社員さんの前でお礼などを言って、掃除を締めることが出来ました。
一年間で数度の、安堵する瞬間です。
そして
美しくなった現場をしばし、一人で眺めます。
お疲れさまでした。
夏の後半戦に向けて
そしてそのあとの繁忙期に向けても、社員さんも、織機も、わたしも一丸となって頑張れるよう、普段からも美しく環境を維持していきたいものです。
帰宅して
帰省している姉一家のおかげで、鰻のご相伴に預かることが出来ました。
ごちそうさまでした。
食事中、食後、ともに一緒に仲良くしているいとこ同士を見ると、身内というのは良いものだな、と感じざるを得ません。
さすが身内、どこか顔もよく似ています。
お盆前、少しだけ季節を先取りして、夕食はすっかり帰省モードでのものとなりました。
よいお盆になりますように。