日本書紀や古事記より前の古代文献、「ほつまつたえ」。
漢字の伝来以前、日本に大昔から伝わる神代文字(かみよもじ)は、ネイティブ・インディアンやハワイアンの遺跡などに刻印されている「ペトログリフ」と一致する部分が多い不思議な文字です。
神代文字は、縄文文化と日本人がもともと持っていた文明と密接につながっているようです。
秋篠宮親王殿下は、神代文字を学ばれていると聞きます。伊勢神宮をはじめ、各地の神社で神代文字で書かれたお札や奉納文などが残っています。
弥生時代から大量にさまざま渡来人が日本に押し寄せて、秦氏などの漢字文化を学んだ渡来人が要職に就き、日本の中枢で「急速な国際化」が起きたとき、渡来人たちの共通の言語である漢字を日本に定着させたのでしょう。
平城京跡からペルシャ人の破欺(はし)氏の名前が書かれた木簡が見つかっていることからも、当時の日本は私たちが想像する以上に人種的に多様だったことが伺われます。
なんらかの理由で神代文字が封印されてしまったのでしょう。
『ホツマツタヱ』を読み解く―日本の古代文字が語る縄文時代
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