押入れを開ける時に感じることは?
なんだかひんやりとした空気を感じませんか?
そこで、部屋の中と押入れの違いをあらためて考えます。
通常であれば、部屋の中を過ごしやすくするために
まずは温度を調整します。
湿気の方が気になるという場合もありますが、
湿度は体感温度に重要な影響を与える要因であるため
ここでは温度に注目します。
寒ければストーブ、エアコンなどの暖房を使用する。
暑ければ窓を開ける、またクーラーや扇風機などを稼働させる。
これらは空気の循環からいえば、とても良い機能を果たします。
しかし、押入れといえば、ふすまで仕切られています。
そのため、部屋の空気の循環とまったく同じわけではありません。
一般的にいえば、部屋と押入れの温度差は0.5℃から約1℃。
部屋からの空気の浸入が少ないことも影響します。
しかし、部屋にある湿気(水蒸気)は、常に一定になろうとします。
湿気の主な発生源でもある、風呂場や台所から廊下を経て各部屋に伝わります。
また、部屋の湿気はふすまのわすかな隙間からも
出入りをすることで一定になろうとします。
そこで部屋と押入れの湿気の量が一定になったとします。
湿度を測定してみると・・・
(昨日のブログに記載のある関係湿度の方です!)
温度の低い押入れの方が高くなります!!
湿度は温度により影響を受けます。
1℃の温度差だけでも、湿度でいえば10%程度の差が生じることもあります。
湿度が高くて、空気の循環が悪いところでは、カビの心配があります。
また、ダニや害虫に対し、快適な生息条件を提供することとなります。
そこで、防御するには・・・湿気をとる、すなわち除湿です。
押入れの中の湿気を乾燥剤、除湿剤で少しでも取り除くことが重要なことといえます。
ほか、ピアノなどの仕切られた空間では、同様の理由で乾燥剤、除湿剤をお薦めします。
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乾燥剤シリカゲルの(株)テクノスナカタのHP
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