■今までになかった社会構造■~経営するという新しい能力~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

曇り空の川崎の朝、
段々と雲が取れ快晴に向かいそうです。

月曜日、今週もよろしくお願いします。

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ドラッカーは、開発途上国は
経営の手法を理解していないのは、
私たちがいまだに彼らへの
伝え方がわかっていないからだとした。


そして、開発途上国は、
しばらくは貧しい状態が続くかもしれないが、
貧困から脱却する経営手法を把握し、
経営ができるようになった瞬間、
開発途上の状態ではなくなる。


私たちが新しく開発したのは、
今までになかった社会構造で、
その中で私たちは、
自らが発見した経営するという新しい能力、
組織を構築する能力、
そして社会的職務を遂行する能力を
発揮しなければならないとする。





「そのおかげで私たちは、

 私たちの祖先がどんな領域でも医療でも

 教育、科学、戦争でも、

 あるいは経済開発でも夢に見ることさえなかったことが

 現実にできるようになるのです。」

~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1960年代”大きな組織におけるマネジメント”)