∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

曇り空の高知、
涼しい朝です。

今日は雲の多い一日になりそうです。

水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『実践する経営者』から


ドラッカーは、
知識労働者の生産性と自己実現度を、
いかに測定するかはわからないが、
この二つを向上させるための方法については
かなりのことを知っているとする。


そしてドラッカーは、
このための四つの秘訣を教える。

・第一に、責任を持たせること。
 「報酬にふさわしいどのような貢献を行っているか」

・第二に、自らの貢献を評価できるようにすること。
 「会社を変えるどのような貢献を行ったか。会社を変えるどのような貢献を行うべきか」

・第三に、本来の仕事をさせること。
 さもなければ、どのような動機づけをしようと燃えようがない。
 今日のセールスパーソンは、
 書類づくりに時間をとられ、
 セールスができないでいる。

・第四に、機会に対しては、
  有能な人材を配置すること。
  成果をあげるのは誰か。
  彼らに今何を割り当てているか。
  成果があがるところに配置しているか。









「知識労働者の生産性を上げなければ、

 インフレ圧力という経済的なストレスと、

 疎外という社会的な病いが生まれる。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 3自らを動機づけ、生産性を高める)

おはようございます。

雲の多い高知の朝です。

明け方は寒い位で、
この秋初めてタオルケットを
纏いました。

日中は久しぶりに30度を下回りそうです。
やっと秋の始まりでしょうか。

火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『明日を支配するもの』から


上田さんは、
知識労働の生産性は、
最高ではないにしても
最適を基準としなければならない、
とした。


そして、
量の問題を考えるのはその後で、
知識労働で重要なことは
仕事の目的であり、
仕事は何かが中心的な問題となる、
と続ける。


それは、
知識労働は肉体労働とは異なり、
仕事がプログラム化されていないからである、
とする。


ドラッカーは、
知識労働の生産性向上のために
最初に行うことは、
行うべき仕事の内容を明らかにし、
その仕事に集中し、
他のことは可能な限り
行わないことであるとする。


さらに続ける。







「そのためには知識労働者自身が、

 仕事が何であり、

 何でなければならないかを

 知らなければならない。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 3自らを動機づけ、生産性を高める)
 

おはようございます。

明るい空の天頂に
小さく丸い月が浮かんでいます。
今日は晴れの高知の朝です。

昨晩はクーラ―なし、
今朝も随分涼しいですが、
日中は相も変わらず
真夏日となりそうです。

三連休最終日、良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『明日を支配するもの』から


ドラッカーは、
知識労働の生産性を向上させるための条件は
大きなものだけで次のとおり六つあるとする。

・仕事の目的を考える。
・働く者自身が生産性に責任を負う。
・継続してイノベーションを行う。
・継続して学び、人に教える。
・知識労働は量よりも質の問題であることを認識する。
・知識労働者は組織にとってコストでなく
資本であることを理解する。


上田さんは、
知識労働の生産性についての研究は
始まったばかりであるとし、
さらに知識労働の生産性は、
仕事の質を中心に
据えなければならないとする。









「しかも、最低を基準としてはならない。

 最高ではないにしても

 最適を基準としなければならない。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 3自らを動機づけ、生産性を高める)