■哲学の強さ■~人が死を迎えられる力~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

曇り空の川崎の朝、
今日は大寒、
一年で一番寒いという日です。

1月も早下旬入り、あっという間ですね。

良い休日をお過ごし下さい。
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ドラッカーは、
この講義を終えるに当たって、
受講生がもっと宗教的経験の本質や、
その経験につながる道や、
信仰そのものについて理解を深めたいなら
キルケゴールを読むことだ、
とする。


そして、キルケゴール本人は、
社会を現実であり意味のあるものだ
との考えを否定していたにも関わらず、
ドラッカー自身がそうであるとの
主張したことを理由に非難されても
構わないとする。


さらにまた、信仰と社会における存在とを
うまく結びつけて話しができなかったとの
辛口のコメントがあっても当然のことで、
今日の講義の目的に関する限りは、
それほど気にはならないとする。


「なぜなら、私はただ、

 人が死を迎えられるよう力を与えてくれる哲学を

 私たちが手に入れる可能性をお話ししたいだけ、

 だったからです。

 そうした哲学の強さを過小評価しないでください。」

~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1940年代)