■強みを評価する■~よくやった仕事は何か。~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

薄い雲を通して、強い陽が射し込む川崎の朝です。

熱中症による被害者が多発、
年配者だけでなく子供たちも多い。

これまでの対策は通用しないと心得るべし。

ご注意下さい。

今日も一日よろしくお願いします。
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ドラッカーは、
外から採った人に、
新しい大きな仕事を任せることは
危険が大きい、
とした。


そして、
よくやった仕事は何かについて、
次のことを問う。


 1 よくやった仕事は何か。
 2 よくできそうな仕事は何か。
 3 さらに何を学ばせ、何を身につけさせなければならないか。
 4 彼あるいは彼女の下で自分の子供を働かせたいと思うか。
   そうであるならば、なぜか。
   そうでないならば、なぜか。


仕事のために人を組織するということは、
一人ひとりの人間をその最も適した仕事に
配置することを意味する。


企業は、合格点以上の仕事ぶり、
人の行いうる最高の仕事ぶりを必要とし、
働く人の側は、自らの能力や才能を
最大限に発揮する場、
成長の機会と最高の仕事ぶりを与えてくれる
仕事を必要とする。


  

●とるべき行動
  人事考課は強みを中心に行う。

●身につけるべき姿勢
  人の評価では必ず真摯さを見る。




「れわれが行うことのできるのは

 現実の評価だけである。

 評価すべきものも現実の成果だけである。

 これが仕事を大きくかつ

 挑戦的なものにすべき理由である。」


~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」
(第4章 強みを生かす)