■「共通の遺産」で隔てられた二つの国■~至言、ひそみに倣う~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

寒い小雨が降る川崎の朝です。

今日は春分の日ですが、春は名のみ。
咲いた桜もひっそりと我慢の一日になりそうですね。

十分な防寒をお忘れなく。

今日もよろしくお願いします。

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ドラッカーは、
日本に最も脅威をもたらす相手は中国だ、
とした。


そして、その中国市場で
リーダーたり得る可能性が
最も高いのもまた日本だと続ける。


イギリスの戯曲家、
バーナード・ショーはかつて、
「イギリスとアメリカは
共通の言語で隔てられている」
との至言を残したが、
ひそみに倣えば、日本と中国は
共通の遺産で隔てられているとする。



「実際、基本的なものの考え方や行動原則、価値観と、

 いかなる観点から切り取ってみても、

 日本と中国ほど異なる国はありません。」

~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」

(第4章 日本が進むべき道)