おはようございます。
秋晴の空が広がる、
川崎の朝です。
窓からは清々しい風が入ります。
行楽日和の一日、お楽しみ下さい。
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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
トップマネジメントが
チームとして機能するための厳しい条件。
◆全体の危機に際して、
一貫して責任を持つ
キャプテンが不可欠である。
ドラッカーは、
トップマネジメントは
委員会ではなく、
チームであるとし、
そこにはキャプテンが
必要であるとする。
委員会とは、参加メンバーが
議題に対して意見を出し合い、
多数決でより良き方向性を
見出したりする機関である。
一方チームとは、
メンバーの一人ひとりが
固有のポジションに責任を持ち、
組織の成果に向けて全員が
ベクトルを合わせて活動するものである。
したがって、チームには
メンバーを導くキャプテンが
必要である。
ドラッカーは、
このキャプテンとは、
メンバーに対する
指示管理を行うボスではなく、
メンバーをけん引する
リーダーであると定義する。
キャプテンの役割は重く、
危機に陥ったときには、
他のメンバーの責任を
一手に引き受ける意欲、能力、権限を
持たなければならない。
全体の危機に際しては、
一貫した命令系統が不可欠である。
「トップマネジメントは委員会ではない。
チームである。
チームにはキャプテンがいる。
キャプテンは、ボスではなくリーダーである。」
~P.F.ドラッカー「マネジメント」
(第8章 トップマネジメント 38 トップマネジメントの構造)