■リーダーシップの本質■~明快な音を出すトランペット~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

今朝もあたたかな川崎です。

週の中日、来週は早3月、
1月は行く、2月は逃げる、
3月は去る。
季節が早い。

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ドラッカーは、
リーダーとは、カリスマ性でも資質でもないとした。

では、リーダーシップの本質とは何か。

まず第一の要件は、
リーダーシップを仕事と見ることである。

ドラッカーは、シーザー、マッカーサー、
アルフレッド・スローンなどの名をあげる。

彼らは、”組織の使命を考え抜き”、
”それを目に見える形で明確に定義し”、
”確立”した。

リーダーとは、
・目標を定め
・優先順位を決め
・基準を定め
・それを維持する者である。




「効果的なリーダーは、

 自分が世界の支配者ではないことを痛いほど知っている。

 スターリン、ヒトラー、毛沢東といった

 似非リーダーだけが幻想に取りつかれた。

 リーダーは、妥協を受け入れる前に、

 何が正しく、望ましいかを考え抜く。

 リーダーの仕事は、

 明快な音を出すトランペットになることである。」


~『プロフェッショナルの条件』
(Part4 意思決定のための基礎知識 4章 仕事としてのリーダーシップ)