■勇気をもつ■~成果をあげる決定は苦い。~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

高知の朝、冷え込んでます。
今日は東京に出発します。

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これまでのプロセスで、
意思決定を行う準備は整った。

・決定が満たすべき必要条件は十分に検討した。
・選択肢はすべて検討した。
・得るべきものと付随する犠牲とリスクは、すべて天秤にかけた。
・何を行うべきかは明らかになった。

しかし、ここで決定したことの多くが実行されなくなる。
なぜなら、決定というものが、皆にとって、愉快なことではなく、
受けもよくなく、従って実行が容易でないことが急に明らかになる。

従ってここで必要になるものが、”勇気”である。



「薬は苦くなければならないという必然性はない。

 しかし一般的に、良薬は苦い。

 決定が苦くなければならないという必然性はない。

 しかし一般的に、成果をあげる決定は苦い。」


~『プロフェッショナルの条件』
(Part4 意思決定のための基礎知識 1章 意思決定の秘訣)