■新しい社会を創造する力■~一般知識から専門知識への移行~ | ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

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”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。
梅雨明け後、連日の猛暑。

熱中症で病院に運ばれる人が絶えない。
昨日一日で全国で735人、死亡1人。

自分だけは大丈夫と思ってはいけない。
注意しましょう。

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知識への移行の三段階、
”産業革命”、”生産性革命”、”マネジメント革命”。
この根底にあったものが、知識における意味の変化だった。

こうして、知識の重心は、
一般知識から専門知識へと移行してきた。

かつての重要とされた知識とは一般知識であり、
教育ある人間、教養人が持つものであった。
彼らは、ゼネラリストだった。

様々なことについて
話し、書くために必要なことを知っていた。
そして、様々なことを理解するために
必要なことも知っていた。

しかし彼らは、何かを行うために
必要なことは知らなかった。

これに対し、今日知識とされているものは、
必然的に高度の専門知識である。

 


「夕食の客には教育のある人がよい。

 しかし砂漠では、教育のある人よりも

 何かのやり方を知っている人が必要だ。

 教育ある人間はいらない。」

~『プロフェッショナルの条件』
(1章 ポスト資本主義社会への転換)