職能等級制度の滞留年数1 | 人事コンサルタントのブログ

職能等級制度の滞留年数1

 職能等級制度の標準滞留年数や年齢はどのようして決めるのですか?

 

 1つ上の等級に上がるまでに要する年数を『滞留年数』といい、企業の期待通りの能力レベルの定期入社者が、期待通りに能力を高め続けた場合の滞留年数を標準滞留年数といいます。

 

これは賃金表を作成する上で非常に大事ものです。

 

① 初級クラスの標準滞留年数

 
 能力開発を主眼においた制度の趣旨から、学歴を理由に賃金の差をつけることは好ましくありません。

 

高卒で入社し2年間実務能力を磨いた者と、短大で2年間学んだ者との能力レベルは同等であり、高卒で入社し4年間、短大卒で入社し2年間実務能力を磨いた者と大学で4年間学んだ者との能力レベルはほぼ同等であると考えます。

 

したがって、初任格付けを高卒1等級、短大卒2等級、大卒3等級とした場合、1等級と2等級の標準滞留年数は各2年となります。3等級については中級クラスと同様に考えます。

 

中級クラス、上級クラスは次回掲載します。

 

JK式人事考課制度の作り方動画(24分)をご覧ください!

  

仕事の基本」研修動画(10分)もどうぞ!

    

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