地方公務員の人事評価制度1 | 人事コンサルタントのブログ

地方公務員の人事評価制度1

地方公務員法の一部改正(平成28年4月施行)に対応した地方公務員の人事評価制度作成の手引き

 

● 新しい人事評価制度導入の背景

 
 地方公務員法の一部改正(平成26年5月公布、平成28年4月施行)により「能力及び実績に基づく人事管理の徹底」が規定され、「能力本位の任用制度の確立」、「人事評価制度の導入」、「分限理由の明確化」が求められることになりました。

 

 職員の任用が、人事評価その他の能力の実証に基づき行うものであることや、職員がその職務を遂行するに当たり発揮した能力及び挙げた業績を把握した上で行われる人事評価制度を導入し、これを任用、給与、分限その他の人事管理の基礎とするということです。

 

 したがって、これに応えられる人事評価制度の整備と適正運用のための仕組みづくりが必要となりました。特に、「人事評価を任用、給与、分限その他の人事管理の基礎とする。」ということから、今まで以上に人事評価の整合性と納得性が求められます。