3つに配分 | 人事コンサルタントのブログ

3つに配分

 昔、職能資格制度が導入されはじめたころ、配分する原資に限りがあるので3つに分けて配分するような仕組みであると説明されたことがある。

 

 役職と等級を分離することで、名誉(等級)、権限(役職)、給与と賞与(お金)を別々に配分することができるということであった。

 

 また、人事考課の反映に関しては、努力は昇給に、能力は昇格に、成績は賞与に大きく反映するという考えもあった。

 

 最近は、有能な人には「仕事の機会」を与え、高い成果の人には「高いお金」を、努力した人には「褒め言葉」を与えるということも言われる。 

 

 3つに分けて配分すれば、それぞれが納得し丸くおさまということなのだろう。

 

 たまたまの場合は別にして、恒常的に高い成果を出す人は、高い成果を出すだけの能力があり努力もしているということで、「独り占め」のほうがはっきりしていいのではないだろうか。

 

それぞれの組織風土があるので一概には言えないが、・・・。

 

人事考課基本研修動画(抜粋見本11分) をどうぞ!
  

JK式人事考課制度の作り方動画(24分)をご覧ください!

    

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