フリーターが減少 | 人事コンサルタントのブログ

フリーターが減少

 厚生労働省は2日、06年のフリーター数が前年を14万人下回る187万人だったと発表した。200万人を下回ったのは97年以来。仕事だけでなく家事や通学もしないニートも、2万人減の62万人だった。


 柳沢伯夫厚労相は2日の閣議後会見で「フリーターが基本的には正社員化している」との見方を示した。
 本当にそうであれば、よいことなのだが、・・・。


 ところでフリーターとニートの違いは?


 フリーターは、「15~34歳の若年(ただし、学生と主婦を除く)のうち、パート・アルバイト(派遣等を含む)及び働く意志のある無職の人」と定義されている。(国民生活白書)


 ニートは、フリーターとは異なり「就職する意思がなく職業訓練もしていない若者をさす。

もともとは、英国における造語「Not in Education, Employment or Training (NEET)」で、「16~18歳の若者で就業も就学もしていない人」を示していたが、日本では「若年層無業者」ととらえ、「学校に通学せず、独身で、収入を伴う仕事をしていない15~34歳の個人」と定義されている。(内閣府)