病気発覚から1年 | 直腸がんなど

直腸がんなど

2015年、直腸がん(ステージⅢb)と診断。術前化学放射線療法の後、切除手術をし、一時人工肛門でしたが閉鎖しました。治療は終了。2024年現在、再発なし。

今日の私は、思いっきりネガティブです。


ここでしか吐き出せないので書かせて下さい。


今週の17日で、病気がわかってから1年が経ちます。


病気がわかった日以来、取り返しのつかないことをした時のにぶい後悔のような、そんな感情が抜けません。


私が働かないと家計が苦しいのに、トイレ通いのリズムが安定せず、いまだに働きに行くめどすらたちません。働くどころか、外出さえ、いまだに30分程度しかできません。


まれに、便秘っぽくて少し余裕のある日もありますが、いつそうなるか予測不能です。


ときどき、わぁーっと泣きたくなります。でも、泣けないのです。


感情がどうもマヒしてしまったようです。


病理検査の結果とか、術後の検診での腫瘍マーカーの値なども良い状態なので、本当はもっと前向きになれていいはずなのに、排便障害がそれをはばんでいます。


本当に、排便障害は、予測の範囲を超えています。


癌がかなり肛門に近かったせいもあるのでしょう。


今の病院へ転院する前の病院の先生が、「肛門温存できても、良いことばかりじゃないよ」とおっしゃっていたのが、身にしみます。


免疫力アップには、笑顔とか明るい気持ちが大切だと思うので、自分のためにも家族のためにも、無理にでもそうするべきなんでしょう。


わかってはいるけど、今日は何だかダメです。


ちょっと病んでいます、心が。


1年間、夢中で闘病してきました。


人工肛門閉鎖の手術が一応のゴールのはずなのに、後味の悪いゴールで、心が疲れているんだと思います。


本当にこれではダメですね。


でも、ここで正直な気持ちを書けて良かったです。


癌にも負けたくないし、せっかく1年間頑張ってきたんだから、これからも負けたくないし、気持ち切り替えていきます。


ファイト!自分!