2016ご寄贈あれこれ
こんにちは、ベル子です。
2016年を振り返る季節になってきました。
今年の前半に放送されたNHKの朝ドラ『とと姉ちゃん』は
雑誌『暮しの手帖』を生み出した大橋鎮子さんをモデルにしていましたね。
福井県内の図書館でも、
草創期の『暮しの手帖』を展示する動きが見られました。
残念ながら、鯖江市図書館には、そこまで古い『暮しの手帖』は所蔵しておらず、
そういった展示はできませんでした。(うらやましい!)
すると!喜ばしいことに、
10月に喫茶室のカフェギャラリーで展示をなさった助田さんより、
ご自宅に眠っていた『暮しの手帖』創刊号から100号までを寄贈したいという
お申し出がありました!
届いた雑誌をそうっとめくってみると、「うわぁ」とドラマを思い出しました。
あの「直線裁ち」 や、花森安治の素敵な表紙・・・とはいえ、
戦後まもなく創刊の雑誌です。
今にも壊れそうなくらい、もろくなっています。
そこで、来年度から製本業者に出し、きちんと製本し、保存していく、
という方針になりました。
整い次第、閲覧もできますので、しばらくお待ちください。
つい最近も、鯖江市内のKさんのお宅に伺って、
たくさんの郷土資料をいただいてきました。
教職についておられたKさん(故人)の蔵書を、
ご遺族が提供してくだったのです。
Kさんは在野の郷土研究家でもあり、まさにお宝資料の山でした!
さて、年末大掃除の季節です。
鯖江市図書館では、郷土資料のご寄贈 ならお受けできます。
そういった資料をお持ちでしたら、ご相談くださいね。