てなわけで、新テーマ「キャンプ」のギア・道具ネタです。
やはり最初はやはりテントでしょう。
すでに何度も書いてますが鯖家ではファミリーキャンプをこの夏3回やっています。
初回のテントはハニワ家に借りたワンタッチ式のテント(メーカー不明)、
二回目はキャンプ場で借りたコールマンのBCなんとか、
っていうベーシックなドームテントという都合2幕っていうのかな?のファミリーテント体験を経て、
鯖家の自前のテントとして選んで購入し、3回目のキャンプで実戦投入したのが、表題の通り、
コールマンの「ウェザーマスターSTドーム/270」です!↓これ。
ここに至るまでに考えた必要条件として、
①涼しさ(通気・換気性)、
②前室がある、
③ポールや生地の材質がそれなり良いもの、
④カッコよさ、
⑤適正価格
そのあたりを挙げました。鯖としては①・②が特に重視したポイントです。
候補★1: 当初候補としての大本命だったのは、モンベルの「ムーンライト7型」でした。
すでに20年以上前の話ですが鯖が学生時代に旅に使ってたテントがムーンライトの3型でした。
初回のファミリーキャンプ時にも出動させましたがまったく問題ナシ。モノの良さは間違いナシ。
また、ウェアやバッグ類など、実は鯖はかなりのモンベル好きなのも大きいです。
- モンベル(mont-bell) ムーンライトテント 7型 アイボリー(IV) [6~7人用] .../モンベル(mont-bell)
- ¥62,801
- Amazon.co.jp
↑の色もとってもシックでええです。定番のライムグリーンもいいけど。
ムーンライトは名器とされる定番製品であり、長~く愛されています。
基本設計が30年だか変わってないとかなんとか。(マイナーチェンジは幾度かされてるが)
設営の簡易さは3型ユーザーなのでわかるし、4面の窓によって圧倒的な通気性を誇るので、
もうこれしかないだろうと思ってました。
値段は基本値引きナシの6万2800円とかなり高めですが、多くのアウトドアメーカーの中にあって
モンベルはCPが高いことでよく知られているだけに、これはモノがいいからだ、ともいえます。たぶん。
が、残念ながらネックとなったのは前室の狭さ、これに尽きます。
鯖家2回目のキャンプで使ったコールマンのBCなんとかはキャノピーとかいう
「ひさし」みたいなのがあり、そこが前室として使えるのがとっても便利だったのです。
閉じることも出来るので、雨よけや夜荷物を一時避難させることができるなど、用途は多彩です。
実はそういうスタイルがファミリーキャンプで利用される定番のドームテントでは今や一般的な
機能の一つとなっているようで、どちらかというと山岳向けにシンプルさや設営の早さを
重視したモンベルはちょっと鯖家のニーズは合わないのかな、という結論にいたりました。
心情的にはかなりモンベル寄りだったんですけどね…。ま、価格が高いのもネックだけど。
★2: 次に、有力候補だったのはスノーピークの「アメニティドーム」。
これはかなり人気のある定番商品みたいですね。高品質、高スペック、そして高価格で知られた
スノーピークなんだそうですが、その中にあってこれは価格もだいぶ抑えられており、
明らかに同社の戦略的製品なのだと推察されます。
- スノーピーク(snow peak) アメニティドーム [4~5人用] SDE-001/スノーピーク(snow peak)
- ¥29,800
- Amazon.co.jp
カラリング、フォルムともに抜群にかっこいいし、前室がとっても広くて機能的な感じがします。
が、天井が低め(スペック上は150㎝だが、インナーの天井はもっと低くなるのでは?)、
通気性用の細工もちょっと弱い感じがして、夏の暑いときにはどうかな?って感じました。
低さは耐風性にすぐれている構造ゆえだそうですが、灼熱の夜でつらかった思い出があるので、
暑そうなテントは却下とした次第なのです。
ま、暑い時期にはそもそもキャンプに行かない人も多いようだし、逆に涼しいシーズンには
快適かもしれません。
また何かで読んだのは、同社製品は低グレートを入口として、より上位スペックに
結局は流れていく傾向が強いらしく、その罠にはまるのもやだな、と思ったところもあります。
なんか鯖はそういうループにハマりがちな愚か者なので…。
★3: そして、キャンプ業界の巨人、コールマン。
商品バラエティが圧倒的に豊富なのですが、その中でコストパフォーマンス、機能性から、
「タフワイドドーム300EX III」にしようと思いました。
- Coleman(コールマン) タフワイドドーム300EX3 [4~6人用] 170T15550J/Coleman(コールマン)
- ¥33,075
- Amazon.co.jp
が、サイズ的にちょっと大きそう(300×300㎝)、天井高がちょっと高い(185㎝)、結果総重量も12.7キロと
かなり重い、などからあと一歩な感じがしました。
鯖は身長が164センチと低く、テントが大きいと設営とかが大変そうなのと、高すぎるのも耐風性に
脆弱性が出ないか、また涼しいシーズンでは寒すぎやしないか、という印象もあったのです。
もっとも通気性のメカニズムや、アメニティドームには負けるがそこそこの前室の広さなど、
トータルのバランスは優れています。良く練られた設計だと思います。価格のバランスも良いし、
こりゃ売れるわな、と予想できます。
実際キャンプ場ではこのテントの数が多い多い。いかに人気商品なのか、よーく分かります。
※ちなみに2015.8現在では、「Ⅲ」から「Ⅳ」へバージョンアップされていますが、サイズ的には同じです。
フックの形状など、マイナーチェンジが施されているようです。売れ筋ですからブラッシュアップしてます。
- Coleman(コールマン) テント タフワイドドーム4/300 [4~6人用] 200001.../Coleman(コールマン)
- ¥35,640
- Amazon.co.jp
★4: ならば「タフワイドドーム/270」という選択もあったのですが、
やはり天井高(180㎝)だし、こっちは「EX」とか「Ⅲ」とかってないのでバージョン的に
ちょっと古いのかな?などと感じてもう一歩気乗りせず…。
- Coleman(コールマン) タフワイドドーム270 スタートパッケージ [4~5人用] 20.../Coleman(コールマン)
- ¥38,640
- Amazon.co.jp
※ちなみに2015.8現在、↑のモデルは廃盤となっていて、現行の同サイズでは「BCクロスドーム/270」っていうモデルになっています。パット見、サイド上のベンチレーションが省略されてるようですね。
- Coleman(コールマン) テント BCクロスドーム270 [4~5人用] 2000017132/Coleman(コールマン)
- ¥28,080
- Amazon.co.jp
そうした中で、デザイン、機能性、換気性に優れていたのが、今回鯖家の記念すべき
第1号テントとなった、「ウェザーマスターSTドーム/270」なのです。
と、ここまででけっこうな文量になってしまったので、↑のテントの詳細については
次回に持ち越します。
つづく…
(つづきの記事は→ http://ameblo.jp/sabadivingstudio/entry-11627700700.html )