大切に | saki☆のブログ

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相手のためと思ってしていたことも
それが相手に伝わっていないと、
予期せぬ時に不満になる時があります。

たまたま私がとった電話で、患者様が怒ってらっしゃった時がありました。
患者様の仰ることも十分分かるのですが、誤解をされている部分もありましたし、こちらの思いや何のためにそうしているのかが伝わっていなかったことも患者様のお怒りの原因の一つだと思いました。

患者様のお気持ちを全て聞き、こちらの意図も説明し、ご理解を頂き誤解も解け、納得され一件落着となったのですが、
これは、患者様は怒りたくて怒って電話をかけた訳ではなく、誤解などもあり「自分が大切にされていない。」と感じた結果、お怒りになったのだと思いました。

誰でも、「大切にしてほしい。」と思うはずですし、お子様をお預けする親御様も「自分の子供は大切にしてほしい。」と思うはずです。これは、人間として当たり前のことだと思いますし、医療処置ではこの「大切に」という言葉はより深く関わる分野だと思います。
もちろん、患者様一人ひとりを大切に扱っているのは、お約束出来ます。
ですが、それが結局患者様に伝わっていないとこのようなことになるのだと思いました。

こう思えたのも青山先生と話したからなのですが、この出来事も自分にとって意味があることだと思います。

日々の患者様との対応の時に、
「あなたのためにやってますよ!!!」と言うのは押し付けがましいですし、逆に不信感が募りますが、コミュニケーションの中で患者様が「あ、大切にしてくれているな〜」と安心できるような対応を心がけようと思いました。