12月3日(火)にステントを留置しました。


その長さなんと15センチ。



『2~3日で広がって、明日は静脈ポート入れて、来週には退院だから~』


なんて主治医の言葉を真に受けてましたが、


このステントの痛いこと。



内部からの痛みって、どうして人間は弱いんでしょう?



なんとも言えない痛みで一晩中苦しみ、そのまま昼からは静脈ポートの手術!?



朝から動けない私を心配する看護師さん。



唾も飲み込めないで吐き出しているのに、真っ直ぐ上を向いて、部分麻酔で手術なんて出来る!?
何度も自問自答を繰り返す。



『無理なら断ってもいいのよ』



看護師さんの言葉に、母と二人結局頷きました。



迷惑かけてしまった気持ちと、退院がまた遠退いた気持ち、それと安堵感…複雑な気持ちだったけど、時期じゃない…と頭を切り替えなさいと言われて納得しました。


この状態で無理すれば、また熱が出たりすることは必然で、ベッドの上でのたうちまわらなきゃいけなかったから。。


そういうわけで、ステントの様子を見る数日になったんだけども、4日経てども痛い!


一度撮ったレントゲンでは真ん中の開きが、まだ3分の1。


その後、今度は上部が痛い!


それでも、水分は通るようになりました!
嬉しい!嬉しい!

よくわからない納得出来ない痛みがずーっとあっても、我慢出来ました。



そんな中、9日(月)の昼から食事が始まりました。

昼はホットミルク。

夜は重湯に味噌汁の汁。


食事…水分だから上手に通りました。




でも、その夜、またもや予想外の悲劇が。


寝る前に入れてもらう痛み止の点滴…その中には睡眠導入の成分も入っていて、私、これに滅法弱くてフラフラするんですね。


でも、何日も眠れて無かったので、この痛み止の点滴を入れてもらったら、夜中にフト目が覚めた時に気分が悪くなってしまい、嘔吐してしまったんです。。


何度めかの嘔吐で吐血をしてしまい…。。。


薄暗い中でもわかる血の感じ。


めちゃくちゃ怖くて、慌ててナースコールしました。


吐き出せばまだ真っ赤な血が出る。



当直の内科の先生の指示で止血剤の点滴は始まったけれども、量は減れども一晩経っても血は赤いままで、怖くて怖くて。


そして、翌日には再び胃カメラコース。


二週間で4回目。



ステントの下の部分に肉が食い込んでいたみたいで、焼いて止血してもらいました。


そして再び絶飲絶食。


はぁぁ。。。



なのに、水曜の夜中も少し出血。



一歩すらまともに進ませてくれない。



で、今朝は出血しませんでした。
ホッと一安心。


絶飲絶食の看板もとってもらい、昼はまたホットミルク飲みました。




そして、明日ドセタキセル点滴します。


今回の急な食道下の狭窄は、ガンが原因なのかもしれないという結論になった為です。



腹腔内の下部よりも腫瘍のあった部分、上中部あたりにガンが多いと思われる私の体の中。


米村先生の元へ腹腔内投与しに行くパワーはありません。


なら、ここで出来る治療を始めなければ。



そんなわけで、また山も谷もいっぱい待ち構えてるけど、取りあえず明日も頑張ります。



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