「お母さんは、あなたのことが大好きよぉ~。ドキドキ大
とても愛してるぅ~。ドキドキ大
来年の今頃は、あなたはお母さんを困らすほどの
おしゃべりさんになっていてぇ~、
その後は、学校でも学年一の優等生でぇ~、
大学も首席で卒業してぇ~、
自立して自活出来る大人になってるのぉ~♪」





これは、暗示法と呼ばれるもの。
毎晩次男(当時1才11ヶ月)の寝入りばなに
額を軽く撫でながら願いを語りかける毎日。








更に、





「ありがとう。あなたは明るくお話しする子になりました♪」

                       (なぜに、過去完了形?)






と、その通りに育っている姿をイメージしながら、
額に手をかざしながら念ずる手当て法も取り入れていた。
少し「気功」と似ているのだろうか。
私の体の中のエネルギーを、
手のひらから次男の額を通して頭にを注ぎいれる。





深層意識に呼びかける。






毎日、毎日、超能力を信じて、薄暗い寝室で、









ブツブツブツブツブツブツ・・・・・・・・・。














・・・・私は、いったい何者?








とても、夫のいる前では出来ない所業だった。
手をかざしながら、横たわる次男に念じる様子は、
もはや人間の域から脱していた。












・・・・私は、神様?!






・・・・・い、いや、ただの母親である。笑顔汗


私の気持ちと、七田式療法にギャップが生じ始めていた。



最初から気づけよっっっ汗>自分


しかし、”来年の今頃”も過ぎた現在(3才3ヶ月)は、
確かに”お母さんを困らすほどのおしゃべりさん”になっている・・・。




むぅ~・・・・・。