何のために働くのか?これから大人になってゆく子ども達へ | 子ども達と自然に暮らそ!

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先日、友人のFBにあるツイートがシェアされていた。

ベトナムから来た21歳の留学生、

日本にあこがれを抱き、

いざ日本にやってきた。

豊かな国日本。

日本人は、自分の国に誇りを持ち、

人々は幸せを感じているのだろうと思った。

留学して10か月。

日本の世界でも自殺率が高い国だという。

電車の中では、睡眠不足か、疲れた顔を良くみる。

日本人はあまり笑わない。

いつも何か心配事があるような顔をしている。

日本人は勤勉で、

一生懸命働いて、今の日本を建設した。

でも、会社や組織への貢献ばかりを考え、

自分の成果を、自分が享受することを忘れている。

経済的豊かさは、

幸福につながるとは限らない。

日本人は何のために働いているのか。

幸福とは何なのか。


日本人自身で答えを探した方がいいと思う。



そんなツイートでした。




ちょうど数日前、

下町ロケットの植松さんの本を読んでいて、

通じるところがありました。

この本、

すごくいい本です。

子どもたちに読ませたい。




念願のマイホームを買ったけれど、

家のローンのために

家族と過ごす時間さえ取れぬまま

一生懸命働いて、

気がつけば子供は成人し、

マイホームには夫婦二人が残される。

その家もまた、

老朽化により、

建て替えを余儀なくされる。


果して、何のために働いているのだろう?

家族の幸せのためではなかったか?

家族と過ごす、

幸福な時間のためではなかったか?



そして、時代は、人口がどんどん減っていく時代になっていく。

と、いうことは、

物を売って稼ごうにも、

そもそも、その物を買ってくれる人が少なくなるのだ。

いろんな工場では、ロボット化や機械化が進み、

人手はますます必要なくなってくる。

働く場所も少なくなる。


機械やロボットに負けないようにするには、どうしたらいいか?



失敗から学び、

考えることだ
と。


言われたことをただこなすだけの人や、

失敗したくないからとチャレンジしない人は、

これからの時代、

必要とされなくなってしまうのかもしれない。


挑戦して、失敗しても、

そこから、

「じゃあどうすればできるようになる?」

と、学べる人。

面白いアイディアを考え、

実践し、

失敗してもあきらめずにチャレンジできる人。

自分の好きなことをとことんやりぬいてきた人。

自分で何かを作りだせる人。

人の困った、不便だを解消するにはどうしたらいいか?

考えられる人。




そうやって、

あきらめずに自分の好きなことをしている人たちは、

皆、幸福な顔をしています。

忙しくたって、

毎日が楽しくて仕方ない。

自分の好きな道だから。

そしてまた、面白い人が多い。



幸福とは、

経済的豊かさに比例するものではなく、

いかに、自分を幸せにしているか?


自分を幸せにできるのは自分だけ。


豊かになれますようにと願って叶うものでもない。




ただ、経済的に困窮すると、

心が不安定になるのも確か。

ある程度、収入があってこそ、

好きなことが出来るというのも事実。


子ども達にも、若い人たちにも、

自分の好きなことで、

仕事ができるようにした方がいいと、

よく言うのですが、

好きなことを仕事にする方法を、

考えておいて欲しいと思います。

ただ好きなことばっかりやって、

「自分はお金持ちになってスポーツカーに乗りたいんだ」

と言ったとしても、

「ふ~ん、そうなの。」と、誰も応援しないけれども、

「お金持ちになって、貧困に苦しむ子供たちを救いたいんだ。」

と言うなら、応援する人も出てくるでしょう。



自分の持てる力を、

誰の役に立てられるのか?

ビジネスの視点で、

自分の技術や知識で、

世界に発信できるものはないか?


好きなことの先に、

誰かの幸せを描いてほしい。


今は若い彼らも、いずれ

結婚して、子どもが生まれ、

家族が増えるでしょう。

家族を養いながら、

その家族と過ごす時間を確保する。

好きなことで収入を得ていく方法はあるのか?

そんな視点も心のどこかに留めておいてほしいのです。



残念ながら、

私にはその方法は分かりません。



でも、私も旦那も、

自分や家族の時間をとれるような仕事をしています。

そして、その空いた時間で、

自分の好きなことをやっていけています。

自分たちの夢を叶えていっています。


植松さんのように、

大好きなロケットづくりで仕事ができてる人とは、

違うパターンだと思います。


いろんなパターンの人がいるということです。


人に会い、

本を読み、

いろんな方法を探してください。


そして、例え、毎日が大変でも、

日々の幸せに感謝できるようでありたい。

夢を持ち続ける人でありたい。