春の酵素を作ってみました | 子ども達と自然に暮らそ!

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桜も散り始め、ようやく新緑が芽吹いてきました。

春の生命力あふれる植物たちの氣(エネルギー)を頂くために、

春の酵素を作りました。


いろいろなホームページやブログで紹介しているところを参考にしながら、

自己流で作っています。

作り方を紹介しているページでは、「最初は、酵素の作り方の講習を受けた方と一緒に作りましょう」とあるのですが、私の場合は本当に自己流です。

これが決まった作り方です、とは言えませんが、

おおざっぱに手作り酵素の作り方を紹介します。

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①自分の身近にある、野草や薬草、木の芽など、午前中に手で摘み取ります。(刃物は使いません)

※私の場合、飲みやすく、発酵しやすいように果物も数種用意しました。


②使う材料を素早く水洗いします。材料があまり空気に触れないようにしましょう。


12cmに、細かく材料を切ります。刻んだあとの重さを正確に測ります。

洗ったあとについている水の重さも入れます。容器の重さはあらかじめはかっておきます。


④容器に刻んだ材料の1.1倍の白砂糖を入れ、よく混ぜ合わせます。

これまでの工程は、酸化を防ぐためにも素早く行います。


⑤容器の上に新聞紙などを置き、かるくフタを乗せます。

密封すると、生きた酵素のせいで容器が膨張するので、軽く置く程度にし、風邪通しの良い場所に容器を保管します。直射日光は避けます。


⑥1週間、毎日手で樽の中を右回りに混ぜ合わせます。

手はよく洗って乾かしてからにします。



⑦一週間、かき混ぜながら漬け込んだら、次は絞る作業です。大きなザルやタマネギが入っているネットが便利です。ざるやネットは熱湯消毒しておきます。

⑧海の精を少量入れて、容器に絞りあがった酵素を入れて出来上がりです。

保管場所は、冷暗所に常温で保管しておきましょう。


春に仕込んだ酵素は秋までに、秋に仕込んだ酵素は張るまでに飲みきれる量を作るようにしましょう。



ここからは注意事項です。


春の生命力に溢れた野草を使うため、季節は合っていますか?

午前の早い時間に葉がピンと立っているうちに摘むことができますか?

野草を洗うお水などは、きれいな湧き水や
  前日に汲み置きしておいた水道水の用意ができますか?

④摘み取ってから仕込み終了までは、12時間程度
     (葉がしなって元気がなくなるまでに終らせる)
                   作業できる場所の確保ができますか?

保存は、常温にしておくと発酵がすすみ、容器内にガスがたまりやすい
   (常温でも可能だとされてますが、個人的には冷蔵保存をすすめます。)


※野草の種類が多く摂れなかった時は・・・


 これはこれで完成させて、また違う場所で違う種類を作り、完成したものどうしを混ぜれば自然と種類が増えます。


※仕込んでいる途中で旅行に行く(かき混ぜられない)・・・ 



 そういう場合は家族に混ぜてもらいましょう。空気に触れさせること、自分の常在菌を混ぜるという意味で撹拌する以外に重要な意味が混ぜる作業に含まれます。




 特に春の手作り酵素は夏を越えなければなりません。手作り酵素は直射日光と高温が大敵です。置く場所には十分注意を払いましょう。ただ、自然に作ったものは「変化する」ことが大前提です。味も匂いも、見た目も変化します。作りたて、夏前、夏過ぎでかなり味も変化することを頭に入れましょう。



※手作り酵素は白砂糖をとってもたくさん使用しますが・・・


世の中で白砂糖は体に悪いとされていますが、手作り酵素の場合、あえて白砂糖を使うようです。

白砂糖は発酵過程で、発酵するための酵母のえさとなり、出来た酵素ジュースには白砂糖の害はないようです。

黒砂糖や三温糖、はちみつじゃだめなのか?という問いもありますが、白砂糖がいいみたいです。


ちなみに、今回私が使用した植物たちは・・・

クロモジ、サンショウ、びわの葉、オオバコ、ヨモギ、スギナ、ツクシ、イタドリ、ナズナ、タラの芽、ウドの芽、ボンナ(ヨブスマソウ)、コゴミ、ニンジンの葉っぱ、アシタバ、松葉、コンフリー、チャイブ、ミント、レモンバーム、タイム、ヤロウ、ローズマリー、ワイルドストロベリーの葉

果物として、リンゴ、キウイ、びわの実(それぞれ皮付き、種付きでざっくり刻む)


自然の恵みに感謝して、おいしい酵素ができますように♪




※暖かい場所に置いておいたら変質してしまった・・・